
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
今日の日本株も引き続き続伸で史上最高値を更新しました。米国はまちまちで、ダウ平均は最高値を更新するもハイテク株は下落。半導体がガタッと下げましたがマーケットは底堅いですね。
さて、今夜は21時からライブです。時間になったらこちらで始めます。
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では今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】ダウ平均は4日続伸し連日最高値。ハイテクは利食い売りでナスダック反落
米国とイランの紛争終結に向けた動きがさらに進展したことで相場は堅調でした。
仲介役のパキスタン首相が「すべての戦線での軍事作戦終了が宣言され、今週金曜日にスイスで正式な署名式が行われる」と言及。そしてトランプ大統領も金曜日にホルムズ海峡が再開されると表明しました。
これを受けてWTI原油が急落、インフレや利上げへの警戒感が緩和したことでマーケットを支えました。
一方で、これまでの急上昇を牽引してきたIT・ハイテク株には利益確定売りが強まりました。まだ再びインフレ圧力をもたらすリスクも残っており、これも含めて今夜のFOMCに注目が集まっています。
ダウ平均は最終的に328ドル高の51,999ドルまで上昇。S&P500は42ポイント安の7,511と4日ぶり反落。ナスダック307ポイント安の26,376となっています。

新規上場したスペースX(SPCX)は一時225ドル台まで上昇し、時価総額で一時アマゾンを抜いて5位に浮上しました。IPO価格を3日間で50%上回るなど、引き続き注目されています。
他には正社員の10%削減を発表したロビンフッド(HOOD)が下落。ク(ROKU)の買収争奪戦で敗れたと報じられたネットフリックス(NFLX)も売られました。
一方、AMDとの新たな提携を発表したラックスペース(RXT)は+4.99%と上昇しています。
こうして振り返ると、ダウ平均が朝方の押し目から中盤にかけて右肩上がりに最高値を更新するも、ナスダックは寄り付き直後から大引けにかけて売られました。
「戦争終結への期待」がインフレ懸念を和らげてダウの連日最高値更新を後押ししていますが、直近で極端な資金集中が起きていたエヌビディア(-2.37%)やAMD(-7.30%)といった主要半導体・ハイテク株からバリューへの資金シフトも見られます。
SOX半導体も急落したことが今日の日本マーケットにどんな影響を与えるのか?次は日本株も見ていきます。
【日本株】日経平均は5日続伸、終値で6万9900円台へ。
ハイテク関連の利益確定売りからナスダックが下落した流れを受けて、今日の日本株は売り先行で始まりました。
しかし、イラン和平暫定合意を背景とした原油安や米長期金利の低下から寄り付き後は半導体関連株や電子部品株を中心に買い戻しもありました。
そして、前場中盤から後場始めにかけて指数は一段と上げ幅を拡大。昨日に続いて取引時間中に「7万円の大台」を突破する場面もありました。
大引けにかけては短期的な過熱感が意識され、今夜のFOMCを前に失速。わずかに押し戻されて引けています。最終的に日経平均は497円高の69,902円で大引け。
TOPIXは22ポイント高の4,013と、初めて4,000ポイントを更新。グロース250が1ポイント安の712と反落しています。

今日は値上がり寄与度のトップとなった東京エレクトロン(8035)が1銘柄で日経平均を約179円押し上げました。
業績期待の強いイビデン(4062)が急騰。さらにレーザーテック(6920)、キオクシアHD(285A)、村田製作所(6981)、太陽ユーデン(6976)など、主力株の多くが軒並み上昇。業種別ではガラス土石、機械、精密機器などが上昇しています。
一方で、値下がり寄与度ではソフトバンクG(9984)が1銘柄で日経平均を約178円押し下げ。アドバンテスト(6857)も下落しています。他にはリクルートHD(6098)、京セラ(6971)、豊田通商(8015)、トヨタ(7203)などが軟調でした。業種別では海運、鉄鋼、陸運などが下落しています。
主要3指数は朝方の安値から後場中盤にかけて右肩上がりに力強くトレンドを形成しています。プライム市場の売買代金は10兆4,130億円と活況ですね。
グロース250指数は右肩下がりの陰線となっており、大型株への資金シフトが継続していることがわかります。
日経は終値ベースでも6万9900円台と、7万円の大節目ブレイクの寸前まで切り上げてきました。今夜の米FOMCの動向で次の一歩を踏み出すのか、少しずつ見えてくると思います。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

