
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
今日の相場は反発となりました。昨夜の雇用統計が意外にも弱く、そこから少しマーケットの流れが変わりました。ちょっと重い展開も考えられたため、ひとまず安心の相場になりましたね。
昨日のライブはこちらからも見れます。
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では今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】ダウ平均は594ドル高と大幅高!弱い米雇用統計で利上げ期待がさらに後退
まずは昨日の米国株ですが、6月の米雇用統計が発表されました。しかし、雇用者数が市場予想を大きく下振れました。
ここ最近の米国インフレ懸念に少しブレーキがかかり、金利低下を好感したダウ平均がポジティブに急伸しました。一方で、下半期入り後も値がさ半導体セクターへの利確売りもありました。
ハイテク比率の高いナスダックを強く押し下げ、相場の主導役が半導体から景気敏感セクターへ。
ダウ平均は序盤から上昇し、中盤ではレンジに入りましたが、それでも引けにかけて再び上昇。最終的に594ドル高の52,900ドルまで上昇して引けています。
S&P500は1ポイント未満の上昇となる7,483、ナスダックは207ポイント安の25,832となりました。

世界的なメモリー不足による製品値上げ圧力を和らげるため、中国の半導体メーカー2社からの調達協議が伝わったアップル(AAPL)が上昇しました。
一方、第2四半期の納車台数が予想を上回ったテスラ(TSLA)は冴えない反応となりました。また、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の282ドルから308ドルへ引き上げたアドビ(ADBE)が堅調。
パランティア(PLTR)も投資判断「買い」、目標株価175ドルへの引き上げを受け上昇。量子コンピューティングのインフレクション(INFQ)も新規の買い推奨で買われています。
こうして見ると、景気敏感株で構成されるNYダウが終日プラス圏で右肩上がりに上昇。半導体主導のナスダック100は(-1.61%)は寄り付き直後から大引けまで弱い展開でした。昨日の日本株と同じような展開になりましたね。
朝の時点では日経平均も下落しており、重い展開が考えられましたが、では次は日本株も見ていきましょう。
【日本株】日経平均は1,010円高!全33業種が上昇へ
今日の日経平均は57円安の68,676円と下落スタートとなりました。
米国マーケットで半導体が急落したことで、国内の半導体関連株が下落。しかし前場の後半から少しずつ流れが変わり始めました。
内需株、医薬品、商社株などへ買いが広がり、寄与度の高い主力株の上昇も後押し。早々にプラス圏へと転じました。その後は終日買い手優位の状況が続き、上げ幅をじりじりと広げる相場となりました。
日経平均は最終的に1,010円高の69,744円まで上昇。TOPIXは49ポイント高の4,064、グロース250が20ポイント高の733と続伸しました。

プライム市場の業種別では、金属、繊維、不動産などを筆頭に全業種が上昇。市場全体の騰落数も値上がり銘柄数が78.6%に達し、値下がりはわずか18.6%でした。
ファーストリテイリング(9983)やキオクシアHD(285A)の上昇が指数を大きく押し上げたほか、中外製薬(4519)、リクルートHD(6098)、豊田通商(8015)、ソニーG(6758)、東京エレクトロン(8035)、三菱商事(8058)などが軒並み上昇。
電子部品の太陽誘電(6976)やTDK(6762)、村田製作所(6981)も堅調でした。
一方で、ソフトバンクG(9984)が続落。イビデン(4062)、フジクラ(5803)、レーザーテック(6920)、信越化学(4063)、ディスコ(6146)、大塚HD(4578)などは利益確定売りに押されてマイナス圏に。
この流れの中で、前日まで売り込まれていたグロース250指数が「+2.90%」と反発。プライム市場の売買代金は11兆8,974億円となりました。
前日の1,700円超の急落からわずか1日で1,000円超買い戻し。米国のインフレ懸念後退というマクロの要因も後押しとなりましたが、いい流れで今週の相場を終えました。今夜の米国株は休みです。
来週から少しずつ決算もスタート。次なるイベントは主力の決算ですね!では、明日もいい波乗っていきましょう!

