編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れさまでした。
今日は節目の32,000円での
攻防となった一日でした。
昨日の米国株も上昇して、
ハイテク株中心に買いが先行。
金利は上がっていましたが、
利上げ見送りの観測が強まり、
また主要企業の決算が近く、
期待感からの買いが集まったと思われます。
日本株もその流れをうけて
良い流れで始まり、
日経平均は404円高でスタート。
電機や精密機器など輸出株が強く、
半導体株も全体的に強い流れでした。
不動産やサービスなど内需株も強く、
保険や金融株もしっかりと。
しかし強い流れも寄り付きすぐで、
そのあとは徐々に失速する展開に。
特に32,000円の節目は
強く意識されているラインです。
買い一巡後は様子見ムードで、
大引け間際にやや反発して終了。
売買代金は3兆1248億円と減少し、
これは8月末以来のことです。
これが少し気になるところ。
そして引き続き中東危機にも
警戒が必要です。
バイデン大統領も
イスラエル入りを表明しました。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2023/10/fb9730dc51b2b05a9f1cf63b72664543.png)
米国やイギリスなど
西側諸国はイスラエルを支持。
(私たち日本もこっち側)
一方で世界ではハマス支持も多く、
欧州や米国の各地ではデモも多発。
バイデン大統領は18日に
イスラエル入りするとのことで、
このタイミングでの地上侵攻は
なくなりそうです。
そうなれば市場にも
多少の好感が広がりそうですね。
ただこの中東危機は
まだしばらく続きそうです。
原油高、GOLD高なども
引き続き観測するのも良いでしょう。
さて、では今日の数字です。
今日の日経平均は
+1.20%の32,040円でした。
TOPIXも+0.82%の
2,292円でした。
マザーズも+0.96%の
666円で取引を終えています。
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今日の注目決算※プライム市場のみ
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今日は決算が少なかったですが
証券会社が2社、決算発表でした。
証券会社株は引き続き強い動きです。
ハピネット(7552):
上期経常を一転40%増益に上方修正、最高益更新。
極東証券(8706):
非開示だった上期経常は46倍増益。
水戸証券(8622):
非開示だった上期経常は5.3倍増益。
大建工業(7905):
上期経常を33%下方修正。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: サービス2位: 精密機器3位: 不動産
【値下がり】
1位: 石油石炭2位: 鉱業3位: 非鉄金属
昨日強かった鉱業や石油株が
今日は売られる展開でした。
東証33業種は29業種が上昇。
プライム市場の値下がり銘柄は
全体の22%、値上がり銘柄は74%。
好決算も出尽くし感から
下落していたベイカレントが反発。
半導体株は全体的に上昇してますが、
特にローツェが強く、今日9%上昇です。
主力株で弱かったのは任天堂、
ワークマン、三菱重工業、
セブン&アイなどが下落しました。
サンリオ、テラスカイなども急落です。
一方で、ウィズメタクが一時ストップ高、
年初来高値を更新です。
業績好調が好感されたようです。
菱洋エレクトロは
リョーサンと経営統合を発表、
好感されて上昇です。
東京エレクトロンデバイスも急伸、
Ai半導体に成長期待です。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:ウィズメタク(9260)+12.82%
2位:RPA(6572)+10.44%
3位:ローツェ(6323)+9.34%
4位:トランザク(7818)+8.23%
5位:ペイカレント(6532)+8.14%
・値下がりランキング
1位:テラスカイ(3915)-8.70%
2位:日本国土開発(1887)-6.29%
3位:HIOKI(6866)-6.11%
4位:サンリオ(8136)-6.00%
5位:イオンファン(4343)-5.34%
・ストップ高(一時的なものを含む)
ウィズメタク(9260)+12.82%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:東エレク(8035)+48.45
2位:SBG(9984)+33.77
3位:ファストリ(9983)+28.97
4位:ダイキン(6367)+22.48
5位:テルモ(4543)+18.91