【10/20】日本株は続落!金利上昇と中東危機で上値重い。米国先物も下落中。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週も1週間お疲れさまでした。

もう来週は10月末ですので、
今年も残り2ヶ月ちょっと。

本当に時が経つのは早いですね。

日本株が盛り上がったのは
今年の春のことでした。

しかしそこから急落し、
米国も日本もあまり
先行きは明るくありません。

ただ、本来は秋相場は
強気相場になることが多く、
このまま下落し続けることは
ありません。

どこかで必ず転換しますので
今はその機会をうかがうタイミング。

向川先生も「株は連ドラ」と
いつも解説されていますが、
こんな地合いのときにこそ、
しっかり株と向き合いましょう。

さて、ではまず
昨日の米国株から振り返ります。

米国株は昨日も続落しており、
米金利の上昇、そして原油高。

このダブルパンチが
株を押し下げています。

また、昨日のFRBパウエル議長の発言から
ややハト派の意向もくみ取れました。

明確に利下げを
言ったわけではないですが、
そろそろ利上げするのはいいのでは?

そんなニュアンスと受け止めました。

ダウ、ナスダック、S&P、
それぞれ下落する弱い流れの中、
日本株も下落からスタート。

265円安から始まるも、
売り先行でスタートでした。

中東危機のニュースが相次ぎ、
終始弱い流れではありましたが、

31,000円で底堅く買いも入りつつ、
しかし上値は重い展開が続きました。

後場初めには下げ幅を縮小したものの、
週末ということもあり大きな動きはなし。

日経平均のチャート↓

今日の日経平均は-0.54%
31,259円でした。

TOPIXは-0.38%、
2,255円でした。

マザーズも-0.34%の
657円で取引を終えています。

【今週のパフォーマンス】
日経平均:-3.3%(前週+4.3%)
TOPIX:-2.3%(前週+2.0%)
マザーズ:-3.8%(前週-2.6%)

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今日の注目決算※プライム市場のみ
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今日も好決算が続きました。

高千穂交易(2676):
上期経常を17%増益に上方修正、最高益更新へ。

新光電気工業(6967):
上期経常を75%上方修正

プリマハム(2281):
上期経常を27%増益に上方修正。

アイザワ証券(8708):
上期経常は黒字浮上へ。

東京製鉄(5423):
今期経常を4%上方修正。

岩井コスモHD(8707):
上期経常が39%増益で着地。

来週も主要企業の決算が続きます。

このニュースレターでも
情報をまとめてお届けしていきます。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 医薬品2位: 鉱業3位: ゴム

【値下がり】
1位: 保険2位: 輸送用機器3位: 証券

東証33業種中21業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は
全体の40%、値下がり銘柄は57%。

レーザーテック、東京エレクトロン、
サムコ、ディスコなど主力半導体が
弱く売られる展開になりました。

他にもUFJなどの銀行株や保険株、
そしてトヨタや日産などの
自動車株なども売られています。

一方で商社株は強く、
全体的に上昇となりました。

川崎汽船など海運株も強いです。

第一三共は米メルクと
がん治療薬の提携で大幅高となり、
西松屋も業績好調で急騰しました。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:西松屋チェ(7545)+14.65%
2位:第一三共(4568)+14.42%
3位:NISSO(9332)+6.17%
4位:大阪ソーダ(4046)+5.86%
5位:三和HD(5929)+5.35%

・値下がりランキング

1位:TOWA(6315)-7.57%
2位:グロバルLM(3486)-5.73%
3位:SHIFT(3697)-5.52%
4位:エスエムエス(2175)-4.95%
5位:オイシックス(3182)-4.67%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:第一三共(4568)+51.55
2位:リクルート(6098)+4.60
3位:アドテスト(6857)+2.93
4位:オリンパス(7733)+2.93
5位:コナミG(9766)+2.80