
テクニカルアナリストの向川です。
1月相場もあと1日となりました。月末ということもあり、そして決算シーズンど真ん中ということもあり、少し方向感に欠ける地合いが続きます。
また昨日はFOMCがありましたが、事前の予想通りに利下げなしでした。昨日のライブでもこのあたりの解説や、相場展望を話しているので、こちらから見ておいてください。
→https://youtube.com/live/9C3uscjQF8c?feature=share
では今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】金利据え置き。3指数はまちまちの動き。
ここまで米国は利下げ続いていましたが、今回どうなるのか?市場は注目していましたが結果は利下げなし。据え置きは4会合ぶりです。
また、昨日はメタやテスラなどの決算があったため、上値の重い展開となりました。ダウ平均は反発スタートしましたが序盤から売りが優勢に。目先は49,000ドルの攻防戦で、終日この前後で揉み合いになりました。最終的に12ドル高の49,015ドルと僅かに反発して大引けに。

S&Pも同じく寄り付きから下落し、後半まで重い展開が続ました。取引時間中に初の7,000台にタッチしましたが、終値ではやや下落して6,978で引けています。ナスダックは40ポイント高の23,857で6日続伸です。
セクターで見ると11業種のうち4業種が上昇。エネルギーが続伸し、ハイテクや素材、通信が続きました。弱いのは不動産や生活必需品など。
前日に大きく下げたユナイテッドヘルスが買い直され、昨日は4%ほど上昇。エヌビディアの半導体「H200」を中国の大手ハイテクが買うことを中国当局が認めたとの報道もあり、同社が買われました。
他にもジョンソン・エンド・ジョンソン、AT&T、ロブロックスなどが上昇していますが、ボーイングやホームデポなどは下落しました。
そして引け後に決算を発表したマイクロソフトは過剰投資の懸念が浮き彫りになり、時間外で急落しました。メタは業績好調、メインの広告事業が伸びており、こちらは時間外で上昇。テスラは減益でしたが、今年の設備投資を2倍以上に増やして、過去最高の200億ドル超とすると発表。3社とも今日の動きにも注目しましょう!
【日本株】日経平均は小幅に3日続伸!
今日の日経平均は57円安の53,301円で反落スタート。
国内も主力決算を控えており、警戒ムードが強い中でも半導体など買われて始まりました。そして昨日好決算だったアドバンテストですが、上昇スタートしたものの売りに押される形に。そのほかの半導体株も重く、より天気味に。
前場は重い展開でしたが、後場に入ってからは少しずつ底堅い動きになり、53,500円前後の攻防戦に。しかし大引けにかけて失速し、最終的には16円高の53,375円で引けました。
TOPIXは9ポイント高の3,545と反発、グロース250は1ポイント高の705と4日ぶり反発となりました。

売買代金は7兆6436億。石油石炭、輸送用機器、鉱業などが上昇し、サービスや小売、その他製品などが下げました。プライム市場の値上がり銘柄は47%、値下がり銘柄は48%とほぼ拮抗しています。
アドバンテストは一時14%ほど上昇。純利益が前年比で2倍となる好業績を発表、ガイダンスも強い内容になったことで上場来高値を更新しました。
ゴールドが上昇していることを受けて住友金属鉱山続伸。ただ、トヨタや三菱重工などが売られ、半導体も東京エレクトロンやレーザーテック、ディスコなどが売られました。フジクラや古河電気も重く、このあたりが売りに押されましたね。任天堂、ニトリなども続落です。売買代金トップはキオクシアで、こちらは強かったですね。
こうしてみると、日米ハイテクの決算、来週の選挙、高市政権の経済政策などのポジティブ材料と、円高進行や地政学リスクのネガティブ材料、どちらも混在しています。まだ来週も決算が続くので引き続き注目ですね。
では、明日もいい波乗っていきましょう!


