【11/20】日本株、バブル後最高値を一時超えるも上値重い。明日エヌビディア決算、ドル円は急速に円高へ。

相場まとめ

編集部の野々村です

今週の相場も始まりました。

まず日本株、
目先はバブル後の最高値を
更新するかどうか。

そして米国も加熱ラインから
動きはあるかどうか。

まず先週末の米国株から
振り返っていきましょう。

ダウは小幅に上昇し、
ナスダックとS&Pも
上昇して終わっています。

強い一週間になりましたね。

FRBによる追加利上げの
姿勢も出てきたことで
一時下落になりましたが、

終わってみれば
それぞれ上昇しました。

そんな中で日経平均は
25円安でスタート。

寄り付き後すぐ上昇し、
一時はバブル後の最高値に
タッチするまで上がりました。

しかし、そこで勢いは失速。

利益確定売りに
押される展開となりました。

グロース株は強いものの
レーザテックや東京エレクトロンなど
半導体が弱く、金融株が強い展開。

そして、動きがあったのは為替です。

ドル円が急激に円高に振れており、
148円の後半まできました。

自動車株など輸出株が
売られる展開になりました。

売買代金は3兆6754億円でした。

日経平均は-0.59%の
33,388円でした。

TOPIXは-0.77%の
2,372円でした。

グロース250は上昇し、
+2.33%の710円で
取引を終えています。

今日の日経平均のチャートです。

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今週の予定
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さて、今週はあまり
材料がありません。

また木曜は日米ともに
祝日になります。

こちらに再度
今週の予定を
のせておきますので、
確認くださいませ。

21日火曜に
米エヌビディア決算。

23日木曜は祝日で
やや動きは鈍くなるか。

24日金曜はブラックフライデー。
年末商戦の幕開け。日本のCPIも。

特にエヌビディアの決算は
かなり注目度が高いです。

AIブームの先頭を走る
トップ企業の決算です。

これによって日本の
半導体企業にも
影響は考えられます。

明日の引けを予定しているので、
あらためてニュースレターでも
解説してまいります。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 空運2位: 精密機器3位: 建設

【値下がり】
1位: その他製品2位: 不動産3位: ゴム

今日は東証33業種中
29業種が下落しました。

プライム市場の値上がり銘柄は31%、
値下がり銘柄は67%でした。

値上がり521、
値下がり1,110、
変わらず28でした。

主力株を見るとソフトバンク、
ファストリ、リクルート、
パソナ、東京海上など上昇しました。

一方で東京エレクトロン、アドバンテスト、
信越化学、マツダ、スバルなど下落です。

円高にふれて自動車など
輸出株が弱い流れで、
商社も弱いです。

強かったのは保険、
銀行など金融株でした。

今週は材料が乏しい中
どこまで動くか。

日米ともに
加熱ラインにきています。

そして気になる為替の動向。

引き続きエントリーは
慎重にいきましょう。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:パソナG(2168)+10.43%
2位:ミダックHD(6564)+9.80%
3位:テラスカイ(3915)+9.56%
4位:ギフティ(4449)+9.55%
5位:オーケストラ(6533)+7.67%

・値下がりランキング

1位:ウィズメタク(9260)-7.36%
2位:マツダ(7261)-6.07%
3位:メイコー(6787)-5.84%
4位:古野電(6814)-5.75%
5位:円谷フィHD(2767)-5.64%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:SBG(9984)+17.38
2位:ファストリ(9983)+11.99
3位:東京海上(8766)+9.84
4位:リクルート(6098)+9.69
5位:テルモ(4543)+7.06