【12/11】外株が上昇で日本株も大幅反発!ドル円は円安に。今週も重要イベント続く。

相場まとめ

編集部の野々村です。

12月3週目、
スタートしました。

今日の相場も
お疲れ様でした。

ここ最近は連日のように
株が上下しています。

さながらジェットコースターのようで
激しく上下する相場ですね。

年内であり、そして
そもそもが株高であり、

そして先週の雇用統計があり、
今週もイベントが続きます。

まず先週末の米国株から
振り返っていきましょう。

米国株は3指数とも上昇しました。

ダウは4日続伸で、
年初来高値を更新です。

S&Pも超えるかと思いきや
実体では抜けれませんでした。

ナスダックも
年初来高値に近づくものの
もう一伸びありませんでした。

雇用統計の結果はやや上振れ。

今の流れから考えると、
出てくる指標が予想超えだと
ネガティブとなります。

今回、平均時給も
雇用者数も失業率も
どれも上振れでした。

ちょうど向川先生の
TIKTIKライブも生放送しており、

一時は金利があがって
株安になったものの、
結果終わってみれば上昇でした。

これは米国の労働者による
ストが以前から問題で、

そのストが雇用者数に
影響を出したのでは、
といった声もあり、

小幅に上振れしたことは
マイナスにならなかった模様です。

そして、今日ですね。

日経平均は3営業日ぶりに反発。
今日は357円高でスタートでした。

オープン後も強い流れで、
一時は33000円にタッチする
手前まで上昇しました。

ただ、今週もイベントが続きます。

12日からはFOMCがあり、
そして月末には日米ともに
金融会合も控えています。

そんな流れもあって
様子見ムードもありました。

また、米国先物も
時間外で弱い流れもありました。

気になるのは為替です。

現在また円安に流れており、

ドル円は146円台まで戻りました。

これもあいまって
日経平均の上昇も後押ししました。

売買代金は3兆4572億円でした。

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今週のポイント
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今週もイベントが続きますので、
再度シェアいたします。

12日火曜:CPI(消費者物価指数)

13日水曜:PPI(生産者物価指数)

14日木曜:FOMC(年内ラスト)

その他、小売売上高、
失業保険の申請件数なども。

今週動いてきそうなので、
引き続き注視しましょう。

出てくる情報は
ニュースレターでも解説します。

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今日の業種別ランキング
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今日は多くの企業が
上昇しています。

【値上がり】
1位: 電気ガス2位: 石油石炭3位:水産農林

【値下がり】
1位: その他金融業

東証33業種中32業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は85%、
値下がり銘柄は12%でした。

米国も半導体が強く、
国内半導体も強い流れです。

東京エレクトロン、アドバンテスト、
サムコ、ディスコなど上昇しました。

レーザーテックも小幅に上昇です。

原発再稼働の声もあり
東京電力が4日続伸で高騰です。

メガバンクなど銀行株も強く、
電気ガスなどエネルギー株が強いです。

ただ、政治はボロボロ・・。

こんなニュースもありました。

出典:ブルームバーグ

アベノミクス=金融緩和

と言ってもいいでしょう。

つまり金利を下げて、
じゃぶじゃぶとお金をすって、
経済を活性化させるのが
金融緩和ですね。

その結果、現在見てみると、
株はバブル後の高値を超えて、
そして税収は過去最高です。

今起こっている政治の問題で、
安倍派の勢いが弱まることで
金融緩和の巻き戻しもあるかもしれません。

つまり金融緩和ではなく
引き締めに逆回転するのです。

日本のバブル崩壊は
このまちがった金融引き締めにあります。

円高になるということで、
つまり日経平均も下がりやすいでしょう。

インバウンドにも
影響は出るとおもわれます。

今後の方針は
また月末の会合でも出てくると思いますが
金融政策は株にも影響しますので、
こちらも注視していきたいとおもいます。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:アウトソシン(2427)+26.01%
2位:フリービット(3843)+18.88%
3位:鳥貴族HD(3193)+17.68%
4位:YTL(1773)+16.67%
5位:アルトナー(2163)+13.90%

・値下がりランキング

1位:霞ヶ関C(3498)-17.38%
2位:エイチーム(3662)-8.19%
3位:Jディスプレ(6740)-7.41%
4位:ネクソン(3659)-5.50%
5位:日本ハウス(1873)-4.36%

・ストップ高(一時的なものを含む)

アウトソシン(2427)+26.01%
鳥貴族HD(3193)+17.68%

・ストップ安(一時的なものを含む)

霞ヶ関C(3498)-17.38%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+77.42
2位:ファストリ(9983)+43.96
3位:アドテスト(6857)+37.03
4位:SBG(9984)+22.98
5位:京セラ(6971)+18.18