【3/28相場まとめ】日本市場リバランス売りで大幅下落。日経平均の銘柄入れ替えも。為替介入に警戒。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

今日の日本市場は大幅下落。
米国は反発上昇しています。

月末で年度末ということもあり、
ちょっと変な動きも見せていて、
難しい相場が続きます。

向川先生は

「4月相場をすでに見ています」

と話されていましたが、
日経平均の採用銘柄が変わったり、
引き続き為替介入の警戒感もあります。

引き続き情報を
アップデートしていきましょう。

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日本市場はリバランス売りで大幅下落。
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まず前日の米国株ですが
3指数とも反発しました。

ダウ4日ぶり反発、
S&Pは最高値を更新です。

ただ、指数は上がっているものの、
エヌビディアは2日続落です。

半導体などハイテク株の
一部に売りが加速しており、
下げている銘柄も多かったです。

米国市場は金曜が休みであり、
よって今日もやや軟調な
動きも想定されています。

また、ドル円相場も
引き続き高値圏でもみ合いです。

現在のドル円は151円ライン。

こちら過去5日間の動きです。

こう着状態が続いており、
よって株価も上値が重いです。

米国市場が上げている中で
ドイツやフランスなどの
欧州株も上昇を続けており、
最高値を更新しています。

そんな中で日本市場スタート。
売り優勢ではじまっていきました。

配当落ち分として
日経平均は264円の下押し圧力もあり、
今日は売られる流れでしたね。

さらに大口の投資家も
年度末のリバランス売りもあり、
日経平均は大引けにかけて
売りが加速しました。

為替介入への警戒感もあり、
一時は4万円割れも近く、
重要なラインでもみ合いに。

ギリギリ4万円台キープしましたが、
今日は多くの銘柄が下げました。

売買代金は4兆9134億円でした。

終わってみれば
日経平均は-1.46%の
40,168円でした。

TOPIXは-1.73%の
2,750円でした。

グロース250は
-0.6%の734円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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日経平均の銘柄入れ替え
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先日ニュースにもなりましたが
4月から日経平均の銘柄入れ替えがあります。

採用→ZOZO、ディスコ、ソシオネクスト。
除外→宝HD、住友大阪セメント、大平洋金属。

となります。

ディスコとソシオネクストは
半導体企業です。

よって、これまで以上に
日経平均における
半導体株の割合が多くなります。

また、フィリップ証券によれば
新規採用の3銘柄を買うのに
足りない資金を捻出するため、

日経平均全体に約4300億円分の
売りが出ることが想定されるとのこと。

明日金曜日も引き続き要警戒です。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 鉱業

【値下がり】
1位: パルプ紙2位: 陸運3位:鉄鋼

東証33業種中32業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は13%、
値下がり銘柄は82%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
住友不動産、富士フィルム、セブンアイ、フジクラなど。

値下がりトップは信越化学、
アドバンテスト、東京エレク、TDKなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:野村マイクロ(6254)+13.03%
2位:グロバルLM(3486)+9.26%
3位:ロードスター(3482)+7.01%
4位:グッドコムA(3475)+5.30%
5位:RSテクノ(3445)+5.24%

・値下がりランキング

1位:北越コーポ(3865)-21.56%
2位:レイズネク(6379)-10.90%
3位:リズム(7769)-10.82%
4位:ITメディア(2148)-10.08%
5位:東洋建(1890)-9.38%

・ストップ高(一時的なものを含む)

野村マイクロ(6254)+13.03%

・ストップ安(一時的なものを含む)

北越コーポ(3865)-21.56%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:住友不(8830)+3.80
2位:富士フイルム(4901)+2.80
3位:セブン&アイ(3382)+2.20
4位:フジクラ(5803)+2.05
5位:エムスリー(2413)+1.68