編集部の野々村です。
早いものでまた週末、
そして3連休ですね。
年明けから一気に
相場の流れが変わり、
米国株は下げが加速。
そして今夜は月1の
ビッグイベントである
雇用統計もあります。
では米国株から
まとめていきます。
昨日の米国株はまちまちで、
ダウは上昇したものの
ハイテクが売られる展開でした。
ナスダックとS&Pは下落です。
昨日にも雇用に関する
経済指標が出てきました。
これが先月よりも加速しており、
米国の強い経済が浮き彫りに。
これはポジティブなのですが、
今はインフレ問題が解消して
利下げムードがあったことで
12月から強気相場になりました。
よって、雇用が加速するのは
今はあまりいいことではありません。
そして今夜の雇用統計も、
もし予想を上振れしてきたら、
株安になる流れも想定です。
ダウが上がったのは
金融株が引き続き強いからですね。
米国はまちまちでしたが
為替が円安に振れています。
なので日経平均も
強い流れでスタートでした。
一時マイナス圏に落ちるも反発、
後場から再上昇する流れに。
特に半導体を中心に
ハイテク株が売られました。
後場から日経平均は
33,500円台に戻るも
今夜のイベントを控えて様子見も。
円安で自動車など輸出株が強く、
金融株も強い動きでした。
売買代金は3兆9358億円でした。
日経平均は+0.27%
33,377円でした。
TOPIXは+0.62%の
2,393円でした。
グロース250は
-2.59%の694円でした。
日経平均のチャートです。
ドル円は145円台に。
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今夜は雇用統計!
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今夜の雇用統計は
とても重要です。
1月2月に出る数字で、
いよいよ利上げのタイミングが
明確になってくるからですね。
米国の雇用統計は
毎月のビッグイベント。
第一金曜の夜に
前月の数字が出てきます。
今のところ、
すでに予想も出ていますね。
【今回の予想と前回の数字】
平均時給:予想0.3|前回0.4
雇用者数:予想17万人|前回19.9万人
失業率:予想3.8|前回3.7
それぞれの数字が
予想通りに出てきたら
ポジティブになるでしょう。
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今日の業種別ランキング
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ではランキングです。
【値上がり】
1位: 証券2位: 銀行3位:不動産
【値下がり】
1位: 繊維2位: 精密機器3位:化学
東証33業種中22業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は50%、
値下がり銘柄は46%でした。
全体的に半導体が弱く
日経平均を押し下げました。
一方で銀行、不動産、自動車などが
日経平均を引っ張る展開。
グロース株から
バリュー株へと
資金がシフトしています。
そして来週ですが、
【来週の重要イベント】
1/11(木) 米CPI消費者物価指数
1/12(金) 米PPI卸売物価指数
この2つのイベントも
とても重要です。
今週と来週の動きで
2024年初頭の流れが
見えてくるはずです。
またニュースレターでも
解説していきます。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:YTL(1773)+6.45%
2位:あみやき(2753)+6.45%
3位:安田倉(9324)+6.12%
4位:JIA(7172)+5.89%
5位:イノテック(9880)+5.43%
・値下がりランキング
1位:ケアネット(2150)-12.70%
2位:大阪ソーダ(4046)-7.08%
3位:サンケン(6707)-6.73%
4位:ペプドリ(4587)-6.63%
5位:エアトリ(6191)-6.40%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:東エレク(8035)+16.98
2位:アドテスト(6857)+15.19
3位:KDDI(9433)+11.79
4位:コナミG(9766)+11.29
5位:トヨタ(7203)+9.99