編集部の野々村です。
1月最終週が始まりました。
今週はお伝えしていた通り
重要イベントが続きます。
さらに主要企業の決算も続きます。
ですので、かなり”動いてくる”
ことが予想されます。
今日の日本株は上昇しており、
すべてのセクターが上がっています。
まずは先週末の米国株から
振り返ります。
米国株はまちまちの展開で
先週末の相場をおえました。
ダウは上昇したものの、
ハイテク株の上値が重く、
ナスダックは7日ぶり下落。
S&Pも引っ張られて
下落しておわりました。
出てきた経済指標が
インフレ鈍化が見えつつあるものの、
週末挟むこともあり
利確売りに押される展開でした。
また、テスラやインテルの決算が
予想を下振れたことも影響したかもしれません。
どちらも10%以上の下落となりました。
そんな展開の中で、
今週の日本株もスタート。
日経平均もやや様子見ムードで
始まりました。
出だしは弱かったものの、
円安が追い風になり
輸出株を中心に底堅く上昇。
今日はすべてのセクターで
上昇する強気相場になりました。
プライム市場の8割以上が上昇です。
ただ、気になるのは
売買代金は3兆9033億円でした。
ここまでずっと4兆円を超えており、
やはり今週の重要イベントをひかえて
少し様子見ムードもありそうです。
終わってみれば、
日経平均は+0.77%の
36,026円でした。
TOPIXは+1.27%の
2,529円でした。
グロース250は
-0.50%の710円でした。
今日の日経平均のチャートです。
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今日の注目決算※大型株のみ
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今週は続々と決算が続きます。
気になる決算をシェアします。
【日本株】
キヤノンマーケティングジャパン(8060):
今期経常は3%増で4期連続最高益。
アース製薬(4985):
前期経常を23%上方修正。
九電工(1959):
4-12月期(3Q累計)経常44%増益。
LITALICO(7366):
10-12月期(3Q)最終51%増益。
ベネッセ(9783):
今期経常を9%減益に下方修正。
【米国株】
アメックス(AXP):
売上14%増605億ドル、純利益11%増83.7億ドル。
日本株はレーザーテック、商船三井、
キャノン、第一三共、JR東日本、東京電力、
三菱自動車、JAL、みずほ、キーエンス、
丸紅など主力企業の決算が続きます。
米国もGM、ファイザー、Google、
アップル、Amazon、AMD、マイクロソフト、
ボーイング、マスターカードなどが続きます。
主要企業の決算は
指数にあたえる影響も大きいです。
つまり日経平均やS&Pなどに
与える影響が大きいため、
大きな変動も想定しておきましょう。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 鉱業2位: 石油石炭3位:輸送用機器
【値下がり】
1位: パルプ紙2位: 金属製品3位:情報通信
東証33業種は全て上昇しました。
プライム市場の値上がり銘柄は81%、
値下がり銘柄は16%でした。
内訳は、
値上がり1,345、値下がり277、変わらず36
でした。
日経平均の値上がり寄与、トップはファストリ。
日東電、トヨタ、ホンダ、ソニー、アドバンテストなど。
値下がり寄与トップは信越化学、
レーザーテック、日立建機、
トレンドマイクロ、エムスリーなど。
今週予定されているイベントは、
1/30.31FOMC、
2/2雇用統計
こちらには特に注目です。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:KLab(3656)+21.86%
2位:カゴメ(2811)+11.93
3位:CIJ(4826)+11.31%
4位:円谷フィHD(2767)+9.38%
5位:アルゴグラフ(7595)+9.22%
・値下がりランキング
1位:JCRファ(4552)-6.61%
2位:楽天グループ(4755)-4.34%
3位:豊田織(6201)-4.31%
4位:SGHD(9143)-3.59%
5位:日立建機(6305)-3.47%
・ストップ高(一時的なものを含む)
KLab(3656)+21.86%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+30.97
2位:日東電(6988)+20.31
3位:トヨタ(7203)+13.90
4位:ホンダ(7263)+12.19
5位:ソニーG(6758)+11.82