編集部の野々村です。
今日は大きく
相場が動いてきました。
日経平均は4万円を割れ、
そして為替は円高に。
メジャーSQ、
雇用統計と続くので、
引き続き要警戒ですね。
では、今日のまとめです。
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日経平均は大幅安で4万円割れ。
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まず昨日の米国株ですが、
3指数とも上昇しました。
昨日は雇用関連の
指標が予想を下振れ。
株相場はポジティブになり
寄り付きから上昇しました。
さらにFRBの
パウエル議長の発言もありました。
「利下げを急がない方針」
「年内いずれかの時点で利下げが適切になる可能性が高い」
このメッセージが出て
ややハト派とうけとりました。
ハト派=金利を下げる
という意味合いです。
この反対がタカ派ですね。
こうした流れがあったことで
相場は終日、ポジティブでした。
そんな流れのなかで
日本市場も買い優勢で取引スタート。
一時は史上最高値を更新し、
良い流れでしたが、
途中から流れが変わりました。
こちらは日経平均の
5分足チャートです。
黄色の縦線があるのが
ちょうど10時半くらいです。
ここから一気に
流れが変わりました。
明日のメジャーSQを前に
売りが入ってマイナスになり、
下げ幅をさらに拡大。
為替も円高に振れており、
そして明日はメジャーSQで、
売りが重なって日経平均はマイナスに。
終値ベースでも4万円を割れ、
日本市場は3指数とも下落しました。
また、ここ数日
よく報道にも出てくる
金融政策の報道も。
売買代金は5兆9212億円で
引き続き活況の相場です。
終わってみれば、
日経平均は-1.23%の
39,598円でした。
TOPIXは-0.44%の
2,718円でした。
グロース250は
-1.29%の765円でした。
こちらが日経平均のチャートです。
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メジャーSQって?
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では次は
メジャーSQのおさらいです。
日経225先物や
オプション取引などは
ずっと保有することができません。
定期的に銘柄を
入れ替えていくのですが、
そのタイミングがSQです。
SQは各月第2金曜日ですが、
3月、6月、9月、12月が
メジャーSQです。
それ以外はマイナーSQ。
でもそんなに注目はされません。
この時は要警戒で、
相場の流れが変わりやすいです。
今月は明日なのですが、
明日は米国の雇用統計もあります。
そんな雇用統計ですが、
毎月LIVEもおこなっております。
明日も向川先生の
TIKTOKでLIVEがありますので、
22時からぜひご参加ください。
→https://www.tiktok.com/@mukogawa0915
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 鉱業2位: 繊維3位:電気ガス
【値下がり】
1位: 海運2位: 精密機器3位:電気機器
東証33業種中26業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は40%、
値下がり銘柄は56%でした。
内訳は、
値上がり675、値下がり929、変わらず52
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
ソフトバンクG、KDDI、
安川電機、リクルートなど。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
アドバンテスト、ファストリ、TDKなど。
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今日の業種別ランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:日本コークス(3315)+16.94%
2位:Gunosy(6047)+14.15%
3位:ツムラ(4540)+13.40%
4位:ネットプロ(7383)+13.31%
5位:大幸薬品(4574)+8.65%
・値下がりランキング
1位:ブイキューブ(3681)-10.00%
2位:マーキュリア(7347)-7.28%
3位:扶桑化学(4368)-6.37%
4位:マツダ(7261)-6.28%
5位:インフォMT(2492)-6.25%
・ストップ高(一時的なものを含む)
Gunosy(6047)+14.15%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:SBG(9984)+27.9
2位:KDDI(9433)+19.38
3位:安川電(6506)+6.93
4位:リクルート(6098)+6.79
5位:東京海上(8766)+4.80