【3/9相場まとめ】日本株急落で今年最大の下げ幅に。ドル円も急激に円高へ。米国株も警戒。

相場まとめ

編集部の野々村です。

3月3週目の相場が
スタートしました。

先週末の大きな下落から
ちょっと嫌な流れですね。

今日は日本市場、
全面安となりました。

8割の銘柄が下落しています。

では日本と米国、
それぞれ振り返りましょう。

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米国株下落、円高、
日本市場も急落で今年最大の下げ幅に。
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まず先週末の米国株ですが、
ダウ、ナスダック、S&P
それぞれ下落しています。

特に下げたのがナスダック。

高騰を続けていた
エヌビディアも5%下落です。

これによって
他の半導体も売られて
ハイテク株が弱い動きでした。

そして相場も全体的に押し下げ、
先週の相場がおわりました。

また、先週末は
雇用統計もありました。

結果は減速でポジティブで、
寄り付きから上昇しました。

・・・が、途中から
大きく流れが変わりました。

今週は米国の物価上昇の
データも出てきます。

これが最重要なデータで、
それまで上値が重い展開が
続きそうな気配です。

そして為替も円高で、
ドル円146円台へ。

これも日経平均の
上値が重い要因になりました。

日本市場は売り優勢スタート。

東京エレクトロン、
レーザーテックやアドバンテストなど

半導体株が売られるだけでなく
全体的に弱い流れになりました。

年始からここまで
急激な上昇を見せており、
その反動もありましたね。

ただ、これくらいの下落は
よくあることです。

日経平均は1,000円ほど
調整が入りましたが、

ここまでの上昇とくらべると
まだまだ小さい調整です。

売買代金は5兆2687億円。

ただ、今年最大の
下げ幅となりましたので、
急落後に焦って飛び乗りは
警戒するところです。

「落ちるナイフは拾うな」

という言葉もあるように、
慎重にいきましょう。

今日の日経平均は
-2.19%の38,820円でした。

TOPIXは-2.20%の
2,666円でした。

グロース250は
-2.34%の737円でした。

日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: パルプ紙2位: その他製品

【値下がり】
1位: 鉱業2位: 銀行3位:証券

東証33業種中31業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は14%、
値下がり銘柄は84%でした。

内訳は、

値上がり232、値下がり1,398、変わらず27

でした。

日経平均値上がり寄与トップは
オリンパス、リクルート、
大日本印刷、アステラス製薬など。

値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
ソフトバンクG、アドバンテスト、ファストリなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:ソースネクス(4344)+39.80%
2位:インフォコム(4348)+22.88%
3位:丹青社(9743)+11.12%
4位:TDCソフト(4687)+9.50%
5位:gumi(3903)+8.80%

・値下がりランキング

1位:三井E&S(7003)-19.58%
2位:さくらネット(3778)-18.47%
3位:シーイーシー(9692)-17.46%
4位:チェンジHD(3962)-16.34%
5位:フリービット(3843)-16.23%

・ストップ高(一時的なものを含む)

ソースネクス(4344)+39.80%
インフォコム(4348)+22.88%

・ストップ安(一時的なものを含む)

三井E&S(7003)-19.58%
さくらネット(3778)-18.47%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:オリンパス(7733)+7.26
2位:リクルート(6098)+7.09
3位:大日印(7912)+4.15
4位:アステラス(4503)+3.75
5位:任天堂(7974)+2.70