編集部の野々村です。
3月3週目の相場が
スタートしました。
先週末の大きな下落から
ちょっと嫌な流れですね。
今日は日本市場、
全面安となりました。
8割の銘柄が下落しています。
では日本と米国、
それぞれ振り返りましょう。
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米国株下落、円高、
日本市場も急落で今年最大の下げ幅に。
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まず先週末の米国株ですが、
ダウ、ナスダック、S&P
それぞれ下落しています。
特に下げたのがナスダック。
高騰を続けていた
エヌビディアも5%下落です。
これによって
他の半導体も売られて
ハイテク株が弱い動きでした。
そして相場も全体的に押し下げ、
先週の相場がおわりました。
また、先週末は
雇用統計もありました。
結果は減速でポジティブで、
寄り付きから上昇しました。
・・・が、途中から
大きく流れが変わりました。
今週は米国の物価上昇の
データも出てきます。
これが最重要なデータで、
それまで上値が重い展開が
続きそうな気配です。
そして為替も円高で、
ドル円146円台へ。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/03/4cdde58603c76308c30405f7eacf22ea-1024x723.png)
これも日経平均の
上値が重い要因になりました。
日本市場は売り優勢スタート。
東京エレクトロン、
レーザーテックやアドバンテストなど
半導体株が売られるだけでなく
全体的に弱い流れになりました。
年始からここまで
急激な上昇を見せており、
その反動もありましたね。
ただ、これくらいの下落は
よくあることです。
日経平均は1,000円ほど
調整が入りましたが、
ここまでの上昇とくらべると
まだまだ小さい調整です。
売買代金は5兆2687億円。
ただ、今年最大の
下げ幅となりましたので、
急落後に焦って飛び乗りは
警戒するところです。
「落ちるナイフは拾うな」
という言葉もあるように、
慎重にいきましょう。
今日の日経平均は
-2.19%の38,820円でした。
TOPIXは-2.20%の
2,666円でした。
グロース250は
-2.34%の737円でした。
日経平均のチャートです。
![](https://wavy-invest.com/wp-content/uploads/2024/03/a7e335dd3a83cc489bc1499d94ad8e81-1024x740.png)
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: パルプ紙2位: その他製品
【値下がり】
1位: 鉱業2位: 銀行3位:証券
東証33業種中31業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は14%、
値下がり銘柄は84%でした。
内訳は、
値上がり232、値下がり1,398、変わらず27
でした。
日経平均値上がり寄与トップは
オリンパス、リクルート、
大日本印刷、アステラス製薬など。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
ソフトバンクG、アドバンテスト、ファストリなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:ソースネクス(4344)+39.80%
2位:インフォコム(4348)+22.88%
3位:丹青社(9743)+11.12%
4位:TDCソフト(4687)+9.50%
5位:gumi(3903)+8.80%
・値下がりランキング
1位:三井E&S(7003)-19.58%
2位:さくらネット(3778)-18.47%
3位:シーイーシー(9692)-17.46%
4位:チェンジHD(3962)-16.34%
5位:フリービット(3843)-16.23%
・ストップ高(一時的なものを含む)
ソースネクス(4344)+39.80%
インフォコム(4348)+22.88%
・ストップ安(一時的なものを含む)
三井E&S(7003)-19.58%
さくらネット(3778)-18.47%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:オリンパス(7733)+7.26
2位:リクルート(6098)+7.09
3位:大日印(7912)+4.15
4位:アステラス(4503)+3.75
5位:任天堂(7974)+2.70