【3/27相場まとめ】日経平均3日ぶり反発。円が34年ぶり安値に下落。米国株も続落。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の日本市場は
活況な相場になりましたね。

米国はちょっと休憩モード。

日本市場は今日までが
権利付最終日でした。

つまり今日時点で株を持っていると
配当や優待をもらう権利があります。

こうした背景からの
買いもあったでしょう。

さらに円安進行中で、
これも追い風になりました。

では、日米それぞれまとめていきます。

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日経平均3日ぶり反発。米国株は売られる。
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まず前日の米国株は続落。
これでダウは3日続落です。

金曜日に出てくる
インフレ指標が警戒され、
3指数とも上値重い展開でした。

今週の金曜は米国市場が休みで、
それもあって様子見ムードに。

また、つい先日
ナスダックに上場した
トランプのSNSが話題です。

出典:NHK

昨日からナスダックに上場し、
取引もスタートしましたが、
一時59%上昇しました。

取引開始時後は
株価が乱高下するあまり
一時取引が停止になるなど
話題になっていました。

今年は大統領選挙もあるなかで
台風の目になりそうです。

そんな流れで始まった日本市場、
今日は買い優勢でスタートしました。

少しずつ上げ幅を拡大して
一時は41000円台まで上昇。

さらに今日は日銀要人の
メッセージも出てきました。

「追加の利上げ時期」

に関する内容は出てこず、
これが好感されました。

これによって為替は
さらに円安が進行しました。

ドル円は152円に接近し、
過去に為替介入があった
ラインまで到達です。

こちらはドル円の
週足チャートです。

青い線が152円のラインですが、
過去2回は跳ね返って下落しています。
(22年10月、23年11月)

今の水準は34年ぶり安値であり、
為替介入の警戒感も高まりました。

行き過ぎた円安を
おさえるためにマイナス金利を解除、
金融政策をかえました。

しかし、マイナス金利を
解除しても円安進行しています。

今週は引き続き
為替介入に警戒の日々が
続きそうです。

さて、

終わってみれば
今日の日経平均は
+0.90%の40,762円でした。

TOPIXは+0.66%の
2,799円でした。

グロース250は
-0.65%の739円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 不動産2位: その他3位:保険

【値下がり】
1位: 電気ガス

東証33業種は32業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は73%、
値下がり銘柄は23%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、ファストリ、
TDK、ダイキン、アドバンテストなど。

値下がりトップは富士フィルム、
ソフトバンクG、信越化学、ネクソンなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:西華産(8061)+12.92%
2位:オークワ(8271)+9.54%
3位:グッドコムA(3475)+7.69%
4位:日農薬(4997)+7.31%
5位:コーセー(4922)+6.89%

・値下がりランキング

1位:三井E&S(7003)-7.74%
2位:CIJ(4826)-7.54%
3位:トピー(7231)-6.19%
4位:リョーサン(8140)-4.84%
5位:セグエG(3968)-4.17%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+57.94%
2位:ファストリ(9983)+56.94%
3位:TDK(6762)+21.08%
4位:ダイキン(6367)+18.98%
5位:アドテスト(6857)+13.59%