
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
今週の注目はFOMCと日銀会合でしたが、まずは昨日のFOMCで0.25%の利下げ決定。ここまでは織り込まれてた通りの展開になりましたね。
日経平均も反発し、終値ベースで45,000円台に到達です!マーケットの雰囲気も良くて、今日もXにポストしましたが、いい形の銘柄がたくさんありすぎですね。贅沢な悩みです。笑
明日は日銀会合ということで、日本株はここに注目です。今回は利上げはないと思いますが、大事なことは今後の見立てなので、また引け後の植田総裁の会見に注目です。
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では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】FOMCで利下げ決定、ダウ46,000ドル回復。
昨日の米国株はまちまちの展開となりました。
注目のFOMCでは事前の予想通り0.25%の利下げが決定。今後も利下げが継続されるという見通しが示されたことで、アメリカ経済の活性化への期待が強まりました。
ただし、ここまで堅調に推移してきたハイテク株には調整が入りました。
これは「利下げ期待で先に買われていた分が、実際に利下げが実施されたことで売られる」という、いわゆる“噂で買って事実で売る”、典型的な展開でした。予想通りの動きでしたね。
ハイテクなどオフェンシブ銘柄が重かった一方で、消費関連株などは上昇。ダウは20ドル高の45,778ドルで取引を開始し、FOMCでのパウエル発言のあとは一時504ドル高の46,261ドルまで上昇。
そのあとはレンジになりましたが、それでも最終的には260ドル高の46,018ドルで大引けになりました。いよいよダウも46,000ドルを抜けてきましたね!

半導体などハイテクが重かったことからS&P500は6ポイント安の6,600、ナスダックは72ポイント安の22,261で引けています。
昨日は11業種のうち6業種が上昇。金融株が上昇率トップとなり、アメックスは2.7%高、キャタピラーも堅調でした。ライドシェアのリフトはGoogle傘下Waymoとの提携報道を受けて13%の急騰となりました。一方、アマゾンやNVIDIAといった主力ハイテク株は軟調でした。
対照的に、中国のハイテク株は力強い上昇を見せています。以前からお伝えしている通り、中国株にはチャンスがあるという流れが鮮明になってきました。
すべてが予想通りに進むわけではありませんが、ニュースレターでお伝えしているセクターや銘柄のヒントは、多くの場合で相場の方向性を捉えるきっかけになっていると思うので、参考にしてくださいね。
今回のFOMCでは利下げが実施され、ダウ平均が史上初の46,000ドルに到達するなど、景気敏感株を中心に力強い動きが見られました。一方で、ハイテク株は調整を受け、全体としては重さの残る相場となりました。
ただし、利下げが始まったという事実は、今後の相場環境にとって大きな意味を持ちます。引き続きチャンスを捉えていきましょう。
【日本株】日経平均は大幅反発!史上初の45,000円超え。
米国株の流れを受けて、今日の日経平均は120円高の44,910円で寄り付き、反発スタート。FRBが9ヶ月ぶりに利下げを実施したことを受け、主力株が買われ、日本株も好調な流れにつながりました。
序盤はレンジ相場でしたが、時間が進むにつれて上げ幅を拡大し、午前中のうちに日経平均はついに45,000円を突破。さらに後場に入っても勢いは続き、午後2時ごろには45,500円の高値をつける場面もありました。
日銀会合を明日に控えて利確売りも出ましたが、最終的には45,303円で取引を終え、終値ベースで初めて45,000円台を突破。歴史的な節目を超えた一日となりました。

為替は円安が進行し、これが輸出株を中心に追い風となりました。半導体関連やディスプレイ関連銘柄などに好材料が出て、資金が流入したこともポジティブに作用しました。
今日の売買代金は4兆8546億円。電気機器、非鉄金属、金属製品などが上昇。電気ガス、その他製品、空運などが下落しています。プライム市場の値上がり銘柄は56%、値下がり銘柄は39%。
今日は主力株たちが好調で、アドバンテストやソフトバンクG、TDKなどが上昇。政府が国産AIの開発に乗り出すとの報道からさくらインターネットが約18%上昇。
ちょっと前まで強かった東京電力は大幅下落。他にも任天堂やコナミなどゲーム株も弱め。リクルートやKDDIなども下落しています。
45,000円という大きな節目を終値で上抜けたことはポジティブですね。米国の利下げと円安進行もあって相場の雰囲気は良好。ここから年末ラリーに向かってさらに良い流れを期待したいですね。
加えて、今日は高市さんが総裁選挙に出馬を表明。小泉ジュニアとの一騎打ちになると思いますが、互いの関連株も元気です。
明日は15時半から植田総裁の会見があるので、こちらにも注目しましょう。ではまた続きは夜のLIVEで!