編集部の野々村です。
4月2週目が始まりました。
日本株は反発してスタート。
先週末の米国株も反発しました。
そろそろ決算シーズンも始まり、
今週も重要イベントがあります。
相場が動いてきそうですので、
しっかりと情報をアップデートしましょう。
では今日のまとめです。
──────
日経平均は反発して39,000円台に回復。
──────
まず先週末の米国株ですが、
3指数ともに上昇しました。
先週の金曜は雇用統計がありました。
ここで出てきた数字は
結果的にネガティブでした。
雇用者は増加しており、
インフレ懸念が再燃する数字でしたが、
それを上回る米国経済の強さもあり
株はあがっていきました。
いまは移民の問題が
世界中で話題になっています。
米国の経済が強いのは
移民が入ってきているからで、
なので雇用者数も増加をたどっています。
ダウは弱いものの
ナスダックとS&Pは堅調でした。
米国金利は上昇しており、
結果として為替は円安に。
今日は日本市場も買い優勢で
取引スタートしました。
日経平均は39000円台を回復し、
そのあとも少しずつ上昇しました。
円安もあって輸出株が上昇、
他にも金融株を中心に大型株が相場をけん引。
ただ、後場に入ってからは
少し上値が重くなりました。
こちらが日経平均のチャートですが、
まだトレンド転換はしておりません。
今週から決算が始まっていき、
そして米国のCPI発表もあります。
相場が動きてきそうなので、
慎重にいきましょう。
売買代金は4兆633億円で活況でした。
終わってみれば、
日経平均は+0.91%の
39,347円でした。
TOPIXは+0.95%の
2,728円でした。
グロース250は
+0.20%の697円でした。
──────
決算始まる。今週はCPIに注目。
──────
今週から決算が
少しずつ始まっていきます。
米国は金融株から中心に始まります。
日本株、代表的なところですと、
9日火曜:イオンモール
10日水曜:トレファク、ABCマート、セブンアイ
11日木曜:ローソン、ローツェ、ファストリ
12日金曜:ベイカレント、高島屋、良品計画
などです。
また決算が出てきましたら、
主力企業の結果はシェアしていきます。
10日水曜夜は米国CPIです。
物価上昇のデータが出てくるので、
こちらも要チェックしましょう。
──────
今日の業種別ランキング
──────
【値上がり】
1位: 輸送用機器2位: 証券3位:石油石炭
【値下がり】
1位: 鉱業2位: 空運
東証33業種中31業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は74%、
値下がり銘柄は23%でした。
日経平均の値上がり寄与トップはファストリ、
東京エレク、TDK、トヨタなど。
値下がりトップはアドバンテスト、
中外製薬、塩野義製薬、安川電機など。
──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────
※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:ジャステック(9717)+21.28%
2位:あいちFG(7389)+17.22%
3位:キューピー(2809)+15.33%
4位:泉州電(9824)+10.14%
5位:ケンコーマヨ(2915)+9.22%
・値下がりランキング
1位:瑞光(6279)-9.93%
2位:中部鋼鈑(5461)-9.83%
3位:ユニチカ(3103)-8.33%
4位:サーラ(2734)-5.12%
5位:ダイセキ(9793)-4.98%
・ストップ高(一時的なものを含む)
ジャステック(9717)+21.28%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+71.59
2位:東エレク(8035)+31.38
3位:TDK(6762)+16.48
4位:トヨタ(7203)+11.93%
5位:ソシオネクス(6526)+10.72