【2/27相場まとめ】日経平均3日ぶり反発も方向感ない展開に。エヌビディア決算通過。

相場まとめ

編集部の野々村です。

2月後半の相場は
引き続き揉み合いです。

今日の日本株は反発、
しかし相場は重い中で、
米国株もまちまちの展開。

明日で2月も最終日です。

では、今日の相場まとめです。

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エヌビディア決算を無事に通過
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昨日の米国株ですが、
まちまちの展開でした。

エヌビディア決算を前にして
市場は慎重モードに。

寄り付きから上昇し、
金利の低下から相場は
ポジティブな雰囲気でした。

引き続き金利は低下し、
これも追い風になりました。

しかし、トランプ大統領による
欧州への関税引き上げを発表。

これが経済鈍化や、
さらなるインフレ懸念となり
相場は重くなりました。

終盤にかけては
エヌビディア決算の期待から
少し買いなおされましたが、
S&Pとナスダックは下落。

ダウ平均は上昇しました。

そして引け後に
エヌビディアの決算が出ました。

直近の業績をみると
1株当たり利益が予想を上振れ。

そして25年2-4月期の
売上高見通しは65%増の
430億ドル前後となり、
こちらも予想を上振れ。

事前の高い期待値を超える
好決算となりました。

その後、時間外では
エヌビディア株はややこう着。

そして日本株もスタート、
買い優勢で始まりました。

ここまでの下落の買い戻しとなり、
一時は上昇相場となりましたが
半導体のアドバンテストが失速。

レーザーテックも軟調で、
東京エレクトロンなどは強かったですが
一部の銘柄が重しに。

しかし総じて強かったのは
エヌビディア決算をぬけて
安心感が広がったからでしょう。

トヨタやホンダなど
自動車株も弱い展開でした。

日経平均は買い一巡後は失速、
マイナス圏に転じる場面も。

市場の関心は関税で、
次の標的は欧州です。

そしてビットコインは
高値圏で続落となり、
関連株は下落しています。

為替はドル円149円台で
こちらも節目でこう着に。

売買代金は4兆3399億円でした。

終わってみれば、
日経平均は+0.30%の
38,256円でした。

TOPIXは+0.73%の
2,736円でした。

グロース250は
-0.03%の668円でした。

こちら日経平均のチャートです。​​​​

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:非鉄金属2位:保険3位:輸送用機器

【値下がり】
1位:小売2位:空運3位:医薬品

東証33業種中27業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は74%、
値下がり銘柄は23%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、ソフトバンクG、TDKなど。

​​​値下がりトップは
アドバンテスト、セブンアイ、中外製薬など。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:トナミHD(9070)+17.04%
2位:ソシオネクス(6526)+12.69%
3位:キオクシア(285A)+10.48%
4位:ブラザー(6448)+10.24%
5位:タツモ(6266)+9.42%

・値下がりランキング

1位:ミガロHD(5535)-18.94%
2位:愛知鋼(5482)-13.22%
3位:セブン&アイ(3382)-11.69%
4位:栃木銀(8550)-7.67%
5位:バロック(3548)-6.99%

・ストップ高(一時的なものを含む)

トナミHD(9070)+17.04%

・ストップ安(一時的なものを含む)

ミガロHD(5535)-18.94%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+20.72
2位:SBG(9984)+13.81
3位:TDK(6762)+10.85
4位:フジクラ(5803)+10.00
5位:トヨタ(7203)+9.70