編集部の野々村です。
今週の相場も
お疲れ様でした。
昨日の相場とは
ガラッと雰囲気が変わり、
日経平均は急落しました。
また、昨日の米国株も
ダウが今年最大の下げ幅に。
エヌビディア決算も束の間、
今日の相場を振り返りましょう。
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日経平均は大幅下落!半導体売られる。
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まず昨日の米国株ですが、
前日に続いて3指数とも下落。
特にダウが下げました。
こちらは直近1ヶ月の
ダウ平均のチャートです。
連騰を続けていた中で
最高値にタッチしたところから
急落しています。
エヌビディア決算が
良かったことから
寄り付きは上昇。
しかし、雇用に関する
データが出てきて、
さらに米国の
景気指数が出ましたが、
これらが予想を上振れ。
強いデータが出ました。
経済が強く、
利下げ期待が後退しました。
ダウが大きく下げたのは、
ボーイングの悪材料が出て
急落したことが影響しました。
ボーイングは昨日だけで
7%ほど下落しています。
好決算のエヌビディア以外は
ほぼ全面安になりました。
そして日本市場オープンも
売り優勢でスタート。
半導体を中心に弱い流れで、
日経平均は一時700円以上
下落しました。
後場から少し戻したものの
今日は機械や商社、不動産、
他には鉱業など売られました。
半導体もレーザーテックや
ソシオネクスト、
東京エレクトロンなど
主力が下落しています。
売買代金は3兆8624億円で、
今日も4兆円を割れました。
こちら日経平均の
チャートになります。
終わってみれば、
日経平均は -1.17%の
38,646円でした。
TOPIXは-0.44%の
2,742円でした。
グロース250も
-1.19%の608円でした。
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今週のパフォーマンス
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こちら今週の
日本市場3指数の
パフォーマンスです。
日経平均:-0.4%(前週+1.5%)
TOPIX:-0.1%(前週+0.6%)
グロース250:-3.9%(前週-2.7%)
週間で見ても3指数とも
下落となりました。
また、日本の長期金利も
12年ぶりの水準となり、
これも気になるところ。
日米ともに決算は落ち着いたので、
投資家の関心は金融政策へと移っています。
来週の米国は、
個人消費の統計が出ます。
これが強い内容だと
引き続き株にネガティブ。
日本市場も目先はレンジが
続きそうな気配です。
引き続き警戒しながら
相場を見ていきましょう。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:海運 2位:医薬品 3位:電気ガス
【値下がり】
1位:証券 2位:鉱業 3位:不動産
東証33業種中27業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は36%、
値下がり銘柄は60%でした。
内訳は、
値上がり599、値下がり1,004、変わらず47
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
NTTデータ、リクルート、資生堂、
第一三共、フジクラなど。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
ファストリ、アドバンテスト、
ソフトバンクG、レーザーテックなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:日ヒュム(5262)+8.15%
2位:王将フード(9936)+7.23%
3位:プロレド(7034)+6.24%
4位:高砂香(4914)+6.03%
5位:フォスター(6794)+5.84%
・値下がりランキング
1位:グッドコムA(3475)-14.29%
2位:富士電機(6504)-11.19%
3位:日本マイクロ(6871)-6.99%
4位:ソシオネクス(6526)-6.24%
5位:Jディスプレ(6740)-5.88%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:NTTデータ(9613)+9.81
2位:リクルート(6098)+6.67
3位:資生堂(4911)+6.64
4位:第一三共(4568)+6.57
5位:フジクラ(5803)+4.87