【5/23相場まとめ】日経平均3日ぶり反発!エヌビディア好決算で半導体株が相場を押し上げ。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れ様でした。

ここ数日、
相場は方向感なく
進んでいました。

注目されていたのは
米国の半導体企業、
エヌビディアの決算です。

今朝、決算が出ましたが、
売上も利益も増加。

これによって
相場の流れが変わりました。

今日の相場まとめで
振り返っていきましょう。

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日経平均3日ぶり反発!半導体が押し上げ。
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まず昨日の米国株ですが、
3指数ともに下落しました。

米国株の寄り付きは
大きな動きはなかったものの、
昨日はFOMCの議事要旨が出ました。

これがタカ寄りで
株にとってはネガティブに。

金利を一段と長期にわたって
高水準で維持する姿勢が見られ、
上値が重い展開になりました。

ナスダックも最高値から
やや利益確定の売りもあり、
ハイテクが弱かったです。

ただ、終盤にかけては
エヌビディアの期待感から
買われる展開に。

下げ幅を縮めながら
米国株は引けました。

そして、引けた後、
エヌビディアの決算が出ました。

それがこちらです。

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エヌビディアの決算どうだった?
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儲かってるのは
わかっているので、
どれだけ伸びてるか?
がポイントでした。

前年同期比で見ると、
売上3.6倍増、純利益7.3倍増。

かなり業績が好調で、
納得の数字ですね。

メイン事業の
データセンター部門も
売上5.3倍増でした。

これがエヌビディアの
全売上の9割をしめます。

また、6月から株式を
10分割にすることも発表。

これによって現在は
1,000ドルの株価が
約100ドル/1株になります。

米国株は1株から
買えるのも魅力ですね。

そして、配当金も増額です。

こうした決算の内容を見て
エヌビディアは時間外で上昇。

一時は7%ほど上げました。

そして、日本市場もオープン、
買い優勢で取引スタートしました。

出だしは弱かったものの
半導体中心に相場をけん引。

東京エレクトロン、
レーザーテック、
ソシオネクストに
アドバンテストなど、

主力の半導体が上げました。

これによって
日経平均は39000円台に回復。

売買代金は4兆4084億円でした。

こちら日経平均のチャートです。

終わってみれば、
日経平均は+1.26%の
39,103円でした。

TOPIXは+0.64%の
2,754円でした。

グロース250は
-1.47%の615円でした。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 電気機器2位:機械 3位:繊維

【値下がり】
1位: 石油石炭2位: 鉱業 3位:非鉄金属

東証33業種中25業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は52%、
値下がり銘柄は43%でした。

内訳は、

値上がり866、値下がり723、変わらず61

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
アドバンテスト、ソフトバンクG、
東京エレクトロン、ファストリ、
レーザーテックなど。

値下がり寄与トップはネクソン、
中外製薬、第一三共、KDDI、大塚HDなど。