【6/14相場まとめ】日経平均3日ぶり反発!日銀植田総裁の会見も。為替は円安進行。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も
お疲れさまでした。

かなり重要イベントが続き、
ひとまず無事に通過して
ホッと一息ついております。

日本も米国も大きな変化はなく、
基本の方針は変わらずです。

では、今日の相場まとめですが、
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では、相場まとめです。

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日経平均3日ぶり反発!イベント通過。
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前日の米国株は
まちまちの展開でした。

引き続き強いのが
ナスダックです。

昨日は半導体企業の
ブロードコムの好決算から
ハイテク株が上昇。

エヌビディアやクアルコムなど
主力の半導体も上げました。

ナスダックは連日で
過去最高値を更新です。

一方で弱いのはダウで、
調整が続いています。

米国株がまちまちの中で、
日本市場は売り優勢でスタート。

今日は日銀会合、
そしてメジャーSQでした。

日本株は寄り付きからすぐ
売りが一巡する展開に。

そこからもみ合いとなって
お昼に日銀会合の結果が出ました。

今回の利上げはなしで、
来月まで持ち越しとなり、
これで為替は引き続き円安に。

ドル円は一時158円まで
円安が進む展開になりました。

午後から日経平均は上昇し、
一時39,000円台に乗せるも、
最後の大引けでは割れました。

また、メジャーSQに伴う売買で
売買代金は5兆3191億円でした。

今日の日経平均は
+0.24%の38,814円でした。

TOPIXは+0.54%の
2,746円でした。

グロース250は
+0.64%の638円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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日銀、植田総裁はなんて言ってた?
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出典:毎日新聞

今日はこちらの
重要イベントがありました。

結果、政策金利は現状維持。

次回の7会合までは
現在の買い入れ額を維持して、
来月の会合で再度協議するようです。

そこで今後1~2年程度の
具体的な減額計画を決めるとのこと。

基本的な考え方として、
日銀が国債の買い入れを減額すると、
国債価格は下落します。

これによって、
長期金利は上昇傾向になります。

日本の金利が上がれば、
米国との金利差が縮まります。

よって、金融市場では
円を買ってドルを売り、
円高になりやすいです。

次回は来月、
米国のFOMCと
日銀の会合があります。

来月の動向にも注目しましょう。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:海運2位:石油石炭3位:卸売

【値下がり】
1位:医薬品2位:銀行3位:保険

東証33業種中29業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は86%、
値下がり銘柄は12%でした。

内訳は、

値上がり275、値下がり1,340、変わらず32

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ソフトバンクG、TDK、
ディスコ、ニデック、ネクソン。

値下がり寄与トップはファストリ、
第一三共、KDDI、信越化学、レーザーテックなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:ファンケル(4921)+21.23%
2位:東建コーポ(1766)+16.91%
3位:WSCOPE(6619)+16.29%
4位:トーホー(8142)+15.02%
5位:ミガロHD(5535)+11.02%

・値下がりランキング

1位:鎌倉新書(6184)-17.63%
2位:ビジョナル(4194)-12.86%
3位:霞ヶ関C(3498)-5.73%
4位:阿波銀(8388)-5.28%
5位:ラクーンHD(3031)-4.57%

・ストップ高(一時的なものを含む)

ファンケル(4921)+21.23%
WSCOPE(6619)+16.29%

・ストップ安(一時的なものを含む)

鎌倉新書(6184)-17.63%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:SBG(9984)+64.34
2位:TDK(6762)+16.48
3位:ディスコ(6146)+9.74
4位:ニデック(6594)+7.38
5位:ネクソン(3659)+7.36