編集部の野々村です。
今週も1週間、
始まりました。
強かった日本株も
先週から一服感が出ています。
理由はお伝えしている通り、
米国の経済状況がよくない点、
そして需給面の悪化です。
今日の日経平均は3日続落、
利益確定売り優勢となり、
指数寄与度の大きい銘柄や
ハイテク株の一角が崩れました。
電機や精密機器株が下落し、
商社株も下落しています。
また、6月末を控えて
機関投資家などの利益確定、
そして海外投資家が
先物で約6,500億円売り越しも。
※現物では買い越し
今日の日経平均は
-0.25%の32,698円。
TOPIXは-0.20%の
2,260円でした。
マザーズは大きく下げて
-2.29%の811円で
今日の取引を終えています。
ヒートマップで見ると
赤が目立ちますね。

そして6/15にあった
日銀会合のまとめが
本日公表されました。
注目のテーマは
「日本の金利」です。
まずざくっとですが、
日本は現状、
「金利下げて円を擦りまくる」
という戦略です。
お金を擦りまくって
経済を活性化させるため
ずっとこの路線を継続中。
そこで起こっている問題は、
日本国内のインフレです。
5月CPIが上振れしたこともあり、
日本もインフレが少しずつ加速。
この背景をうけて、
ハト派
→ようやく訪れた日本経済の変化の芽を、
金融緩和を継続することで大切に育てていくべき。
タカ派
→日米の利回り格差が広がり円安が進む、
そして日本の物価上昇率を高めるので修正すべき。
と、それぞれが
考えています。
これに正解はありませんが、
間違いなく言えることは
・今のまま米国は利上げ
・日本は低金利のまま
の路線が続く限り、
円安はさらに進むことが
考えられます。
テレビやニュースを見ると
円安=悪みたいな見方もありますが、
それは半分は間違いです。
円安になることで
企業の業績は伸びていますし、
税収も過去最高です。
ただ物価高の問題を
ネガティブに報道するので
「悪い円安」みたいな
捉え方をされるのです。
昨年、ドル円150円まで
進行したときは政府による
為替介入もありました。
為替介入
↓↓
円安進行を抑えるため国が円を買うこと
です。
22年10月に2日間実施、
1日で最大5.6兆円がつぎ込まれ、
ドル円151円→144円台
まで円高に進みましたが、
今回ももしかしたら・・
なんて声もで始めています。
さて、気になる
今夜の米国市場です。
まず週末の気になるニュースが
ロシアの反乱問題です。
ロシアで反乱を起こした
民間軍事会社ワグネルの代表が
現在行方が分からなくなっています。
「おそロシア」
なんて揶揄されることも
ありますが、戦争やテロなど
これらは株価にとってもマイナスです。
今日の日本市場には
それほど影響は
ありませんでしたが、
米国市場はどうか?
FRBの追加利上げ、
6月PMI下振れなど、
先週からの流れを見ると、
今週は弱い立ち上がりが
予想されます。
このワグネル事変が
ネガティブな展開に
ならないことを願います。
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今日の業種別ランキング
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では最後に
今日の業種別ランキングです。
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【値上がり】
1位:海運2位: 化学3位:鉄鋼
【値下がり】
1位:電気ガス業2位:卸売3位:銀行
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値上がり業種17、
値下がり業種16。
値上がり数632、
値下がり数1,135、
変わらず68でした。
個別株では
人気のレーザーテックが
下落しています。
ソシオネクスト大幅下落、
アドバンテスト、
東京エレクトロンなども弱いです。
三菱商事、丸紅などの
商社株も売られました。
その一方で海運株は強く、
他にもトヨタや信越化学工業など
今日は強い展開となりました。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:JSR(4185)+21.65%
2位:大有機(4187)+9.84%
3位:東応化(4186)+9.73%
4位:保土谷(4112)+6.86%
5位:そーせい(4565)+5.99%
・値下がりランキング
1位:ソシオネクス(6526)-11.34%
2位:アイスタイル(3660)-7.24%
3位:エムアップ(3661)-7.08%
4位:愛時計(7723)-6.94%
5位:YTL(1773)-6.90%
・ストップ高(一時的なものを含む)
JSR(4185)+21.65%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:信越化(4063)+15.59%
2位:味の素(2802)+4.64%
3位:安川電(6506)+4.03%
4位:トヨタ(7203)+3.30%
5位:イオン(8267)+3.17%