【06/23】日経483円安と大幅続落。需給の悪化、海外株安で日経3万3000円割れ。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も
お疲れさまでした。

この2ヶ月ほど上昇を
続けていた日本株に
新しい展開が見えてきました。

今日は483円安と大幅続落し、
-1.45%の32,781円で
今日の取引を終えています。

TOPIXも-1.38%の2,264円。
マザーズは-1.77%の830円でした。

日経平均が安値を
つけたのは12日ぶりで、

考えられる要因は
需給の悪化と海外株安です。

節目の3万3000円も割れ、
来週は下押しの流れが見えます。

こちらは日経平均の
日足チャートです。

昨日お伝えした通り、
赤の5日線が垂れており、
一旦の20日線までの
調整は入るのが濃厚でした。

ひとまず来週の寄り付きで
この黄色20日線を下回るか、
それとも上をキープするか、
チェックしましょう。

そして今日は日本のCPI、
消費者物価指数が発表でした。

「インフレがどこまで進んでるか?」

を見る指標です。

結果は「小幅に上昇」です。

電気・ガス代は高騰が
一服したものの依然として
物価高が続いています。

この状況を受けて、
どこまで金融緩和を続けるか?

という声も出てきており、
この結果を受けて日銀の方針に
影響が出るのかどうかも
チェックです。

そしてもう1つ、
日経平均が下げた要因ですが、
海外投資家が先物を売り越しです。

現物は約6400億円買い越して、
先物を約6600億円売り越しです。

2週ぶりのことで、
この売りも要因として
あったと思われます。

海外投資家が
市場を導引しますので、
彼らの動向も重要です。

ドル円ですが、
米国利上げ観測で143円を
一時突破しました。

7月の利上げが濃厚で、
ここから150円に向かって
進んでいく可能性もあります。

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今日の業種別ランキング
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さて、最後に
今日の業種別ランキングです。

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【値上がり】
1位:電気ガス業2位: 食料品 3位:空運

【値下がり】
1位:卸売2位: 非鉄金属3位:輸送用機器

値上がり326
値下がり1,456
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でした。

個別株を見ても、
今日は商社株が下落してます。

上昇を続けていましたので、
ここらで一服感も出ましたね。

日経寄与度の大きいソフトバンクや
ファストリも売られました。

来週は下押しの可能性があります。

押し目をつくって
次の上昇相場がくるのか、

それとも下落の始まりか、

引き続き情報をまとめて
お届けしてまいります。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:テスHD(5074)+9.07
2位:力の源HD(3561)+7.21%
3位:タカミヤ(2445)+6.48%
4位:東電HD(9501)+5.75%
5位:レアジョブ(6096)+5.69%

・値下がりランキング

1位:シマノ(7309)-7.11%
2位:ペッパー(3053)-6.38%
3位:ファーマF(2929)-6.15%
4位:エンプラス(6961)-6.00%
5位:ベイカレント(6532)-5.92%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+9.15
2位:エーザイ(4523)+7.01
3位:セブン&アイ(3382)+2.07
4位:宝HLD(2531)+0.71
5位:ヤマトHD(9064)+0.69