【3/25相場まとめ】日経平均5日ぶり反落!為替介入に警戒、不動産株、金融株なども弱い流れ。

相場まとめ

編集部の野々村です。

3月最終週がスタートです。

が、日本市場は弱い立ち上がり、
今日は日経平均もTOPIXも下落です。

為替にかんする材料もあり、
ドル円もやや重い展開でした。

では、今日の相場まとめです。

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日経平均5日ぶり反落!利益確定売りが先行。
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まず先週末の米国株ですが、
まちまちの展開になりました。

先週は日本も米国も上昇で、
強い相場となりました。

これは日米ともに
重要イベントを控えていたからで、
通過したことで相場はポジティブに。

しかし週末をはさむこともあり
米国株はやや失速しました。

ただ、ナスダックは上昇。

エヌビディアなどの半導体株も強く、
ナスダックは連日で高値を更新しています。

米国株の弱い流れからの
日本市場もスタート。

しかし、売り優勢で始まりました。

さらに今日出てきた材料で
為替介入への警戒感も。

出典:ロイター

「行き過ぎた変動にはあらゆる手段を排除せず適切な行動を取る」

という言葉も出てきたことから
円安進行に少し歯止めも。

これによってドル円は151円前半と
先週末からやや円高になりました。

よって、今日は輸出株が売られて、
先週から強かった金融株や不動産株も
売られる展開になりました。

円買い介入について

「常に準備はできている」

という言葉もあったのが
気になるところです。

先週は重要イベントがあったため
このような発言はなかったです。

しかし、今週は月末の年度末ですから
調整の流れも強まることも考えられます。

また、今週の金曜日は
米国市場が休みですね。

今週は大きな相場を動かす
材料もあまりありません。

これらを念頭に入れながら
トレードしていけたらと思います。

今日の日経平均ですが
-1.16%の40,414円でした。

TOPIXは-1.26%の
2,777円でした。

グロース250は
-0.66%の750円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 陸運2位: その他金融3位:石油石炭

【値下がり】
1位: 精密機器2位:不動産3位:サービス

東証33業種中28業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は21%、
値下がり銘柄は76%でした。

日経平均の寄与度、値下がりトップは
東京エレクトロン、ファストリ、
リクルート、信越化学などでした。

値上がりトップはアドバンテスト、
日本取引所、ニトリなどでした。

三井不動産、住友不動産など売られ、
ソニーやシャープも下落しています。

他にも小林製薬に悪材料で大幅下落、
カプコン、日本オラクル、GMOなども
3%以上下落しています。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:C&Fロジ(9099)+19.83%
2位:プロレド(7034)+17.20%
3位:CIJ(4826)+15.74%
4位:アイザワ証G(8708)+8.09%
5位:FPG(7148)+7.48%

・値下がりランキング

1位:小林製薬(4967)-16.51%
2位:さくらネット(3778)-7.72%
3位:ソースネクス(4344)-7.52%
4位:Gunosy(6047)-6.92%
5位:シャープ(6753)-6.79%

・ストップ高(一時的なものを含む)

C&Fロジ(9099)+19.83%
プロレド(7034)+17.20%
CIJ(4826)+15.74%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:アドテスト(6857)+49.29
2位:日本取引所(8697)+6.09
3位:ニトリHD(9843)+3.10
4位:富士電機(6504)+1.50
5位:荏原(6361)+1.20