編集部の野々村です。
3月最終週がスタートです。
が、日本市場は弱い立ち上がり、
今日は日経平均もTOPIXも下落です。
為替にかんする材料もあり、
ドル円もやや重い展開でした。
では、今日の相場まとめです。
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日経平均5日ぶり反落!利益確定売りが先行。
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まず先週末の米国株ですが、
まちまちの展開になりました。
先週は日本も米国も上昇で、
強い相場となりました。
これは日米ともに
重要イベントを控えていたからで、
通過したことで相場はポジティブに。
しかし週末をはさむこともあり
米国株はやや失速しました。
ただ、ナスダックは上昇。
エヌビディアなどの半導体株も強く、
ナスダックは連日で高値を更新しています。
米国株の弱い流れからの
日本市場もスタート。
しかし、売り優勢で始まりました。
さらに今日出てきた材料で
為替介入への警戒感も。
「行き過ぎた変動にはあらゆる手段を排除せず適切な行動を取る」
という言葉も出てきたことから
円安進行に少し歯止めも。
これによってドル円は151円前半と
先週末からやや円高になりました。
よって、今日は輸出株が売られて、
先週から強かった金融株や不動産株も
売られる展開になりました。
円買い介入について
「常に準備はできている」
という言葉もあったのが
気になるところです。
先週は重要イベントがあったため
このような発言はなかったです。
しかし、今週は月末の年度末ですから
調整の流れも強まることも考えられます。
また、今週の金曜日は
米国市場が休みですね。
今週は大きな相場を動かす
材料もあまりありません。
これらを念頭に入れながら
トレードしていけたらと思います。
今日の日経平均ですが
-1.16%の40,414円でした。
TOPIXは-1.26%の
2,777円でした。
グロース250は
-0.66%の750円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 陸運2位: その他金融3位:石油石炭
【値下がり】
1位: 精密機器2位:不動産3位:サービス
東証33業種中28業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は21%、
値下がり銘柄は76%でした。
日経平均の寄与度、値下がりトップは
東京エレクトロン、ファストリ、
リクルート、信越化学などでした。
値上がりトップはアドバンテスト、
日本取引所、ニトリなどでした。
三井不動産、住友不動産など売られ、
ソニーやシャープも下落しています。
他にも小林製薬に悪材料で大幅下落、
カプコン、日本オラクル、GMOなども
3%以上下落しています。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:C&Fロジ(9099)+19.83%
2位:プロレド(7034)+17.20%
3位:CIJ(4826)+15.74%
4位:アイザワ証G(8708)+8.09%
5位:FPG(7148)+7.48%
・値下がりランキング
1位:小林製薬(4967)-16.51%
2位:さくらネット(3778)-7.72%
3位:ソースネクス(4344)-7.52%
4位:Gunosy(6047)-6.92%
5位:シャープ(6753)-6.79%
・ストップ高(一時的なものを含む)
C&Fロジ(9099)+19.83%
プロレド(7034)+17.20%
CIJ(4826)+15.74%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:アドテスト(6857)+49.29
2位:日本取引所(8697)+6.09
3位:ニトリHD(9843)+3.10
4位:富士電機(6504)+1.50
5位:荏原(6361)+1.20