【7/31相場まとめ】日経平均は3日続伸!利上げ決定。半導体株に兆し?重要イベントはまだ続く。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

今週はかなり重要な
イベントが続きます。

お盆と正月が
一緒にやってくるような
せわしない1週間となります。

今日の日銀会合で
日本は利上げを決定。

急激な利上げではないものの、
段階的な利上げが決まりました。

さっそく為替も反応しています。

では、今日の相場まとめです。

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日経平均は3日続伸!利上げ決定。
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まず前日の米国株ですが、
まちまちの展開になりました。

全体的に金融株が強く、
ダウが上昇しました。

しかしナスダックが下落。

これは明日の米国FOMC、
そして主力企業の決算を控えた
ハイテクの手仕舞い売りが
影響したとおもわれます。

今朝はマイクロソフトが決算を発表。

売上と利益は伸びているものの、
クラウドサービスAzureの
成長が鈍化していたことから
引け後に下落しました。

一方で半導体のAMDは
強い決算から上昇しています。

しかし昨日の相場では
全体的に売られており、
エヌビディアも7%下落。

まちまちの展開で終わりました。

そして始まった日本株ですが
ハイテク株中心に下落スタートでした。

今日のお昼に日銀会合で、
発表を待ちわびている中、
利上げ決定の報道が出ました。

出典:NHK

「物価が上振れるリスクに注意する必要があり、
 2%の物価目標の持続的・安定的な実現のため
 利上げの実施が適切だと判断した」

と発表。

日本の利上げ確定したことで
長期金利が上昇。

これによって今日は
銀行株が上昇しました。

ドル円150円まで急上昇しています。

さらに引け前に米国の
半導体規制が日本除外と報道。

これによって半導体株が上昇、
日経平均は39000円台に回復しました。

売買代金は5兆5335億円でした。

今週は引き続き
重要な経済指標が出ます。

今夜は米国の雇用のデータで、
明日木曜は米国FOMCです。

金曜は雇用統計があります。
21時から向川先生のLIVEもあります。

主力決算も続くので、
引き続き警戒でいきましょう。

終わってみれば、
日経平均は+1.49%の
39,101円でした。

TOPIXは+1.45%の
2,794円でした。

グロース250は
+0.28%の648円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:銀行2位:海運3位:証券

【値下がり】
1位:空運2位:輸送用機器

東証33業種中31業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は88%、
値下がり銘柄は10%でした。

内訳は、

値上がり1,450、値下がり178、変わらず18

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレクトロン、ファストリ、
アドバンテスト、TDKなど。

値下がり寄与トップはソフトバンクG、
村田製作所、OLC、トヨタなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:愛三工(7283)+17.77%
2位:理想科学(6413)+16.51%
3位:富士紡HD(3104)+15.72%
4位:邦ガス(9533)+14.88%
5位:JBCCHD(9889)+13.54%

・値下がりランキング

1位:日本M&A(2127)-15.96%
2位:M&Aキャピ    (6080)-10.12%
3位:一工薬(4461)-9.99%
4位:トプコン(7732)-9.98%
5位:M&A総研(9552)-9.72%

・ストップ高(一時的なものを含む)

富士紡HD(3104)+15.72%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:東エレク(8035)+209.88
2位:ファストリ(9983)+69.63
3位:アドテスト(6857)+67.21
4位:TDK(6762)+38.25
5位:第一三共(4568)+31.09