【6/20相場まとめ】日経平均は小幅上昇!バリュー株は売られる。TOPIX改革案で中小型株が上昇?

相場まとめ

編集部の野々村です。

昨日の米国株は休場の中で、
日本市場は最後は反発。

米国株は時間外で
上昇しています。

また、今日は
TOPIXの採用銘柄について
新しい情報が出てきましたので
触れておきたいと思います。

では、今日の相場まとめです。

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日経平均は小幅上昇!バリュー株は売られる。
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前日の米国株は休場で
静かな相場となりました。

為替も積極的な売買は
なかったですが欧州株が下落。
半導体など下落しました。

これによって
日経先物も下落して、
今日の日本市場がオープン。

今日の日本市場も
売り優勢で取引スタートしました。

今日は証券会社や銀行、
不動産、商社、自動車など
バリュー株が弱い流れでした。

日経平均も一時300円以上
下げるなど弱い展開でした。

しかし後場からは
時間外で米国株が買われる展開に。

そこから少し
日経平均は盛り返しましたが、
売買は閑散としていました。

ユニクロを経営する
ファストリの株価が重く、
これが日経平均全体も重くして、
引き続き揉み合いです。

売買代金は3兆1756億円で、
かなり少ない売買となりました。

今日の日経平均は
+0.16%の38,633円でした。

TOPIXは-0.11%の
2,725円でした。

グロース250は反発して
+1.51%の638円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の気になるニュース
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今日はこちらの
ニュースを取り上げます。

出典:時事通信

TOPIXの構成銘柄が
現在の2,100社から
約1,700に減少します。

これまで原則として
プライム市場のみから
採用されていました

プライム市場は
以前の東証一部ですね。

しかし、これからは
スタンダード市場、
グロース市場からも
TOPIXに採用されます。

スタンダード市場には
日本オラクルや日本マクドナルドなど
有力な企業もありますが、

これによって約50銘柄が
採用されるとのことで、
今日のグロース250の反発は
これが好感されたと思われます。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:空運2位: 鉱業 3位:医薬品

【値下がり】
1位:海運2位:証券3位:不動産

東証33業種中11業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は45%、
値下がり銘柄は51%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
アドバンテスト、TDK、
東京エレクトロン、信越科学、第一三共など。

値下がりトップはファストリ、
ファナック、ニデック、トヨタ、ホンダなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:ニッコンHD(9072)+12.15%
2位:サンケン(6707)+11.34%
3位:藤田観(9722)+9.88%
4位:トリケミカル(4369)+9.72%
5位:住友理工(5191)+8.44%

・値下がりランキング

1位:ドリームI(4310)-8.71%
2位:FPパートナー(7388)-6.83%
3位:コーセル(6950)-6.81%
4位:ブレーキ(7238)-6.74%
5位:さくらネット(3788)-6.35%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:アドテスト(6857)+54.92
2位:TDK(6762)+16.28
3位:東京エレク(8035)+15.69
4位:信越化(4063)+12.91
5位:第一三共(9983)+12.46