今回の記事はズバリ、株式投資で初心者が失敗しないためのコツについて説明します。
株式投資をしている多くの方の目的は、利益を出すことです。しかし、株式投資で利益を出すどころか、大きく損失を出してしまう方はたくさんいます。
株式投資で失敗する理由は、株式投資で失敗しないコツを知らないからです。
そこで今回の記事では、株式投資で失敗しないためのコツについて説明します。
初心者が株式投資でやりがちな失敗とは?
株式初心者の方がやりがちな失敗は、大きく分けて3つのパターンに分けることが出来ます。
- 勉強不足
- 1つの銘柄に集中投資してしまう
- 不相応に大きな金額を投資したり、生活資金で投資してしまう
それぞれのポイントについてわかりやすく説明をします。
勉強不足
銘柄の選定を行うためには、 対象企業の勉強はもちろんですが、対象企業の業界やマーケット環境についても確認する必要があります。
経験豊富なプロの投資家でも、銘柄選定を誤ることは多々あります。ビギナーズラックで、株式投資の勉強をしなくても勝てるかもしれませんが、不勉強のまま継続的に勝つことは不可能です。
1つの銘柄に集中投資してしまう
1つの銘柄に集中して投資することも、株式初心者はやりがちです。 テレビや有名株式
ブロガーが紹介している株に飛びついて投資してしまうパターンです。
テレビや有名株式ブロガーの情報は役に立つこともありますが、、紹介する時点で値上がりきっている可能性もあります。
不相応に大きな金額を投資したり、生活資金で投資してしまう
株式初心者は、株式取引に慣れてくるまで、少額資金で取引をする方が無難です。しかし株式投資で利益を得ると、大きな金額で取引したくなるものです。
自分のお金での取引であればまだいいですが、信用取引や借金をして株式取引をしてし
まうと、負けた時大変なことになってしまいます。
株式投資でよくある失敗例
株式投資でよくある失敗例について3つ紹介します 。
- 明確な根拠がなく株取引を行ってしまう
- 損切り出来ずに塩漬け
- 値上がり率ランキングで株を買ってしまう
それぞれの失敗例についてわかりやすく説明をします。
明確な根拠がなく株取引を行ってしまう
明確な根拠なく株を買ってしまい、大きく損をしてしまうケースは非常に多いです。
よく耳にする大きな会社ということだけで、値上がりするだろうと思い、株を買ってし
まうケースなどです。
明確な根拠なく株を買ってしまうと、いくら大きくて有名な会社でも株は下がる時には
大きく下がるものです。
株の取引を行う際は、業績や今後見通しなどしっかり企業分析を行ってから取引するこ
とが重要です。
損切り出来ずに塩漬け
株式投資で勝つためには、損切りは非常に重要です。 損切りとは、投資家が損失を抱えている状態で保有している株式を売却して損失を確定させることをいいます。
株式投資にどんなに詳しい人でも、すべての取引で勝てることは絶対にありません。
損失を確定させることによって、損を広げないようにすることは非常に重要です。
損失が浅い段階で損切りをすることで、次の取引で挽回することも出来ます。
しかし損切り出来ずにいると、致命的な損失を負ってしまい、株式取引が出来なくなって
しまう可能性があります。
この損切りですが、頭では分かっていても実行することが非常に難しいのです。
なぜなら、人間は、本能で損切りをすることが嫌だからです。 損を確定させることは負け
を認めることになります。負けを認めることを本能が拒否するので損切りは難しいのです。
しかし投資の鉄則は、利大損小です。利大損小とは、利益は大きく取り、損失は小さ
くすることです。
人間の本能のまま株式取引を行うと利小損大になってしまいます。
利益が出ているときは、利益を確保しないと、今後、下がってしまうと思い小さい利益で確定し、損失に関しては、もう少し待てば戻るのではないかと思い、損を拡大させてしまうのです。
利大損小を実践するためには、 損切りできることが最も重要になります。
値上がり率ランキングで株を買ってしまう
株式投資の初心者はインターネットにまとめられている、株式の値上がり率ランキング見て何も考えずに値上がり率ランキング上位の株を買ってしまいがちです。
株式の値上がり率ランキングは参考にはなりますがランキング上位の株はすでに値上がりきっている可能性は十分あります。
単純にランキング上位の株を買ってしまうと高値をつかんでしまうことになってしまう可能性があります、
株式投資で失敗したときこそやってしまいがちな損失拡大行動は?
株式投資で失敗した時にやってしまいがちな行動は、負けを取り戻そうと大きな資金でトレードするようになることです。
人間誰しも負けることは嫌です。株で負けるということは大きなストレスになります。少しでも早く負けを取り戻そうとします。
早く負けを取り戻すために大きな資金でトレードするのです。確かに大きな資金でトレードをして勝つことが出来れば、利益は大きくなるので早く負けを取り戻すことができます。
しかし、冷静な状態で、自分なりに吟味して銘柄選定を行なっても負けたのに、損失を取り戻そうとして熱くなってトレードして勝てると思いますか?
負けを取り戻そうと大きな資金でトレードする場合、ほとんどのケースで負けます。そして損失を拡大させていくのです。
株式投資で大損しないために気を付けること
株式投資で大損しないために気を付けることは主に3つあります。
- 長期で配当や株主優待狙いで投資する
- 少額で投資をする
- 分散投資を行う
それぞれのポイントについてわかりやすく説明をします。
長期で配当や株主優待狙いで投資する
あまり値動きのない大型株で、長期で配当や株主優待狙いで投資するようにすれば、大きく損をすることは少なくなります。
もちろん値動きの少ない大型株であっても、短期で見れば大きく下落する可能性はあり
ます。
しかし、配当や株主優待を受け取りながら長期で保有すれば大負けすることを防げる可
能性は高いです
少額で投資をする
少額投資で投資をすれば負けても傷は少ないです。損をまったくしない方法として、デモトレードを利用する方法もありますが、デモトレードでは、実際のお金がかかっていないので緊張感に欠ける取引になってしまいがちです。
分散投資を行う
1つの銘柄だけでなく複数の銘柄に投資をすれば、仮に1つの銘柄が下落したとしても他
の銘柄でカバーできる可能性は十分あります。
しかし、1つの銘柄に集中投資をしてしまうと大負けする可能性があるので株式投資を
行う際は、複数の銘柄に分散投資するようにしましょう
まとめ
今回は、株式取引の初心者が株式投資で失敗しないためのコツについて説明しました。
株式取引は、上手に行えば、しっかり利益を上げることが出来ます。しかし、株式投資のコツを知らないで取引をすると思わぬ大損をしてしまう可能性があります。
是非今回の記事を参考に株式取引でコンスタントに利益を出せるようになっていただければ幸いです。