編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れさまでした。
そして、8月相場も
お疲れさまでした。
振り返ると、
今月は大変な1ヶ月でした。
上に下に、
ヨコヨコのもみ合いに・・。
歴史的な1ヶ月に
なったと思います。
今日はこのあたりも
振り返りながら、
相場をまとめていきましょう。
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日経平均は反発!為替は円安へ。
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まず前日の米国株ですが
まちまちの展開でした。
やはり注目はエヌビディアですが、
決算後に急落しました。
昨日の相場でも
やや反発したものの、
引けにかけて売られました。
全体的にハイテク株が重い中、
エヌビディアが大きく下げて
昨日だけで6%ほど下落。
これによってナスダックも
引っ張られた形になりました。
そして、昨日は
米国のGDPも出ました。
これが予想を上振れ。
ここ最近の米国経済への
不安は払しょくされたと思います。
ハイテクがやや重い中で
エネルギーや金融株が強く、
ダウを支えました。
まちまちの展開で
米国株がひけたあと、
日本市場もオープン。
方向感ない立ち上がりで
引き続きもみ合いが続きます。
MSCIリバランスといって
米国の金融機関による
銘柄の入れ替えもあり、
売買高は多くなりました。
日経平均は引けにかけて
買われて1ヵ月ぶり高値圏まで浮上。
売買代金は5兆1924億円でした。
終わってみれば、
日経平均は+0.74%の
38,647円でした。
TOPIXは+0.73%の
2,712円でした。
グロース250は
+1.14%の669円でした。
こちら日経平均のチャートです。
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今週のパフォーマンス
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さて、週末ですので
今週のパフォーマンスも
お送りします。
日経平均:+0.7%(前週+0.8%)
TOPIX:+1.0%(前週+0.2%)
グロース250:+4.4%(前週+5.2%)
これで日経平均は3週続伸です。
冒頭で書いたように、
今月は歴史的な急落と高騰、
もみ合いと激しい月になりました。
日経平均が7,000円ほど
上下に動くことは
過去にもありません。
それだけ急落するのも
滅多にないことですが、
そこから同じだけ上げるのも
滅多にあることではないです。
週明けから
9月相場が始まりますが、
米国は月曜が休みです。
この休み明けから
投資家も夏休みから帰ってきます。
9月は今年もっとも
重要な月になるはずで、
なぜなら重要な雇用統計、
そして日銀会合、FOMC。
さらに大統領選挙の討論会
国内も総裁選があります。
重要イベントが続く中、
米国の利下げも少しずつ
現実的になりそうです。
来月も良い波
乗って行きましょう!
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:非鉄金属2位:海運3位:卸売
【値下がり】
1位:精密機器2位:小売3位:倉庫運輸
東証33業種中25業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は67%、
値下がり銘柄は28%でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
アドバンテスト、ソフトバンクG、
TDK、リクルートなど。
値下がりトップはテルモ、ニトリ、
KDDI、大塚HD、オリンパスなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:ユニチカ(3103)+9.32%
2位:SWCC(5805)+8.05%
3位:山田コンサル(4792)+7.43%
4位:トランザク(7818)+6.97%
5位:宮越HD(6620)+7.15%
・値下がりランキング
1位:ミガロHD(5535)-4.64%
2位:ネクセラ(4565)-4.04%
3位:サンウェルズ (9229)-3.78%
4位:ミズノ(8022)-3.45%
5位:アンビスHD(7071)-3.35%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:アドテスト(6857)+63.03
2位:SBG(984)+51.00
3位:TDK(6762)+33.15
4位:リクルート(6098)+29.42
5位:日東電(6988)+15.36