【11/14相場まとめ】日経平均3日続落!円安加速も株高にならず。米中関係の緊張続く。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

引き続き重い地合いが続き、
日経平均は3日続落となりました。

円安止まらず、
ドル円は156円台へ。

では、今日の相場まとめです。

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重い日本株。6割の銘柄が下落。
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まず昨日の米国株ですが
まちまちの展開でした。

トランプラリーから
かなりの高騰を見せており、
ややブレーキです。

特に半導体が重い流れで、
エヌビディアやTSMCなど下げました。

上がり続ける株はなく、
こうして適度にブレーキがかかり、
調整してパワーをためて
また上昇と調整を繰り返します。

また、昨日は米国のCPIが出ました。

物価上昇のデータですが
ほぼ予想通りになり無風に。

少しだけ円高に傾くも、
今朝から円安が進行しました。

ドル円は156円台まで進み、
現在は155円後半まで戻っていますが
それでも株は重いです。

ダウは終日堅調に動き、
ナスダックは下落しました。

そして今日の日本市場ですが
買い優勢でスタートしました。

昨日も大きく下落したので
反動もあったと思いますが、
少しずつ鈍化しました。

一時、日経平均は
39,000円台に回復するも、
買い一巡後は失速。

トランプ新政権が
少しずつ分かってくる中で、
より中国への関税強化になり、
日本株にもその余波もあると思われます。

後場に入ってからも失速、
引けにかけて下げ幅を広げました。

売買代金は4兆6150円。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:非鉄金属2位:倉庫運輸3位:卸売

【値下がり】
1位:電気ガス2位:石油石炭3位:金属製品

東証33業種中24業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は32%、
値下がり銘柄は65%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、NTTデータ、KDDI、
リクルートなど。

値下がりトップは
東京エレクトロン、
ソフトバンクG、TDKなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:ビジョン(9416)+28.22%
2位:青山商(8219)+21.85%
3位:Lドリンク(2585)+20.54%
4位:サンアスタ(4053)+18.42%
5位:三井E&S(7003)+13.61%

・値下がりランキング

1位:フロンティM(7038)-26.64%
2位:サンウェルズ(9229)-23.58%
3位:UT(2146)-18.96%
4位:関西電(9503)-18.31%
5位:ロート(4527)-18.19%

・ストップ高(一時的なものを含む)

ビジョン(9416)+28.22%
Lドリンク(2585)+20.54%
サンアスタ(4053)+18.42%

・ストップ安(一時的なものを含む)

フロンティM(7038)-26.64%
サンウェルズ(9229)-23.58%
UT(2146)-18.96%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+50.60
2位:NTTデータ(9613)+18.08
3位:リクルート(6098)+12.13
4位:ファナック(6954)+10.69
5位:KDDI(9433)+10.65