編集部の野々村です。
今週の相場も
お疲れさまでした。
重い相場が続きますが、
ひとまず決算が落ち着きました。
昨日はメガバンクの決算が好調で、
今日も銀行株が上がっています。
米国株もややブレーキですね。
では、今日の相場まとめです。
──────
日経平均は4日ぶり反発も重い
──────
昨日の米国株は下落でした。
ここまでトランプラリーで
強気相場が続いていましたが、
今週は調整に入っています。
昨日は業者向けの
インフレデータが出ましたが、
根強いインフレが確認されました。
米国金利が上昇しており、
これが相場を重くしました。
特に半導体が重い展開です。
また、昨日は
FRBパウエル議長の
発言もありました。
「利下げを急ぐ必要がない」
とタカ派な姿勢を見せたことで
さらに下げ幅を拡大。
強かったテスラやグーグル、
アマゾンなど下落しました。
そして日本株も始まりましたが、
買い優勢で取引スタートしました。
日経平均は一時39,000円超え。
ここを抜けてほしいところですが、
買いが続きませんでした。
銀行株は買われて上昇しましたが、
サービス、その他金融、非鉄金属、
不動産、建設などは下落でした。
また、半導体ASMLのCEOが、
「今後5年間で売上高が平均8~14%伸びる」
と強い見通しも示して、
これは好感されました。
これによって
東京エレクトロンや
ディスコなどが上昇。
重い地合いが続く半導体ですが
少し流れが変わるきっかけに
なってほしいと思います。
また、17時半現在、
為替が円高に振れています。
今週はかなり円安が進みましたが
日経平均は重かったです。
今後の為替の動きにも
注目しておきましょう。
終わってみれば、
日経平均は+0.28%の
38,642円でした。
TOPIXは+0.39%の
2,711円でした。
グロース250は
+0.12%の625円でした。
こちら日経平均のチャートです。
───────
今日の業種別ランキング
───────
【値上がり】
1位:海運2位:鉱業3位:電気ガス
【値下がり】
1位:サービス2位:その他金融3位:非鉄金属
東証33業種中22業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は49%、
値下がり銘柄は46%でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、東京エレクトロン、
ソフトバンクG、ディスコなど。
値下がりトップは
電通グループ、リクルート、
京セラ、アサヒなど。
──────
本日の値上がり&値下がりランキング
──────
※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:オイシックス(3182)+23.61%
2位:ネットプロ(7383)+22.16%
3位:EMシステム(4820)+18.52%
4位:マクロミル(3978)+18.27%
5位:ギフティ(4449)+15.92%
・値下がりランキング
1位:サンウェルズ(9229)-15.43%
2位:東邦鉛(5707)-15.35%
3位:電通グループ(4324)-14.59%
4位:シンクロ(3963)-13.18%
5位:ファイバーG(9450)-12.69%
・ストップ高(一時的なものを含む)
ネットプロ(7383)+22.16%
EMシステム(4820)+18.52%
マクロミル(3978)+18.27%
ギフティ(4449)+15.92%
・ストップ安(一時的なものを含む)
サンウェルズ(9229)-15.43%
東邦鉛(5707)-15.35%
電通グループ(4324)-14.59%
シンクロ(3963)-13.18%
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+57.71
2位:東エレク(8035)+28.61
3位:SBG(9984)+15.19
4位:ディスコ(6146)+14.99
5位:第一三共(4568)+6.31