【11/15相場まとめ】日経平均は4日ぶり反発。重い1週間が終わるも2日連続で安値引け。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今週の相場も
お疲れさまでした。

重い相場が続きますが、
ひとまず決算が落ち着きました。

昨日はメガバンクの決算が好調で、
今日も銀行株が上がっています。

米国株もややブレーキですね。

では、今日の相場まとめです。

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日経平均は4日ぶり反発も重い
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昨日の米国株は下落でした。

ここまでトランプラリーで
強気相場が続いていましたが、
今週は調整に入っています。

昨日は業者向けの
インフレデータが出ましたが、
根強いインフレが確認されました。

米国金利が上昇しており、
これが相場を重くしました。

特に半導体が重い展開です。

また、昨日は
FRBパウエル議長の
発言もありました。

「利下げを急ぐ必要がない」

とタカ派な姿勢を見せたことで
さらに下げ幅を拡大。

強かったテスラやグーグル、
アマゾンなど下落しました。

そして日本株も始まりましたが、
買い優勢で取引スタートしました。

日経平均は一時39,000円超え。

ここを抜けてほしいところですが、
買いが続きませんでした。

銀行株は買われて上昇しましたが、
サービス、その他金融、非鉄金属、
不動産、建設などは下落でした。

また、半導体ASMLのCEOが、

「今後5年間で売上高が平均8~14%伸びる」

と強い見通しも示して、
これは好感されました。

これによって
東京エレクトロンや
ディスコなどが上昇。

重い地合いが続く半導体ですが
少し流れが変わるきっかけに
なってほしいと思います。

また、17時半現在、
為替が円高に振れています。

今週はかなり円安が進みましたが
日経平均は重かったです。

今後の為替の動きにも
注目しておきましょう。

終わってみれば、
日経平均は+0.28%の
38,642円でした。

TOPIXは+0.39%の
2,711円でした。

グロース250は
+0.12%の625円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:海運2位:鉱業3位:電気ガス

【値下がり】
1位:サービス2位:その他金融3位:非鉄金属

東証33業種中22業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は49%、
値下がり銘柄は46%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、東京エレクトロン、
ソフトバンクG、ディスコなど。

値下がりトップは
電通グループ、リクルート、
京セラ、アサヒなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:オイシックス(3182)+23.61%
2位:ネットプロ(7383)+22.16%
3位:EMシステム(4820)+18.52%
4位:マクロミル(3978)+18.27%
5位:ギフティ(4449)+15.92%

・値下がりランキング

1位:サンウェルズ(9229)-15.43%
2位:東邦鉛(5707)-15.35%
3位:電通グループ(4324)-14.59%
4位:シンクロ(3963)-13.18%
5位:ファイバーG(9450)-12.69%

・ストップ高(一時的なものを含む)

ネットプロ(7383)+22.16%
EMシステム(4820)+18.52%
マクロミル(3978)+18.27%
ギフティ(4449)+15.92%

・ストップ安(一時的なものを含む)

サンウェルズ(9229)-15.43%
東邦鉛(5707)-15.35%
電通グループ(4324)-14.59%
シンクロ(3963)-13.18%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+57.71
2位:東エレク(8035)+28.61
3位:SBG(9984)+15.19
4位:ディスコ(6146)+14.99
5位:第一三共(4568)+6.31