【11/26相場まとめ】日本株反落!”トランプ劇場”で相場が荒れる。円高進行で輸出株が弱い展開。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

今日の日本市場は反落。

日経平均は昨日の
上昇分だけ下げました。

ただ、値上がり・値下がりは
昨日とほぼ同じです。

トランプの一声で
相場が荒れておりますが、
今後はこのような展開も
よくあると思われます。

では、今日の相場まとめです。

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日米で対照的な相場に
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まず昨日の米国株ですが、
3指数とも上昇でした。

トランプ政権チームが
少しずつ分かってきました。

昨日はまだ決まってなかった
財務長官が決まりました。

これによって
期待感から株高スタート。

中東危機も少し緩和して、
これも好感されました。

原油、ゴールド、
シルバーなどは下落しています。

そしてエヌビディアが
4%を超える下落となり、
半導体株は重かったです。

ややバリュー株が
優位の相場となりました。

小型のラッセル上昇で
3年ぶり高値まで到達。

ダウも堅調で
最高値を更新しています。

そして日本株も
スタートしましたが、
寄り付き前にトランプが

「カナダ、メキシコに対して25%」
「中国には10%の関税をかける」

とSNSに投稿。

これによって為替が急激に動き、
日本市場も売り優勢でした。

日経平均は一時、
38,000円割れる寸前まで下落。

特に今日は為替が円高に進んだことで
輸出株を中心に売りが広がりました。

日本の半導体も弱く、
レーザーテックや
東京エレクトロンなど
主力企業も重い展開に。

防衛株も弱かったですし、
銀行株も売られました。

これぞ”トランプ劇場”と言える
重い相場になりましたが、
引けにかけては回復。

17時現在ですが、
日経先物はやや反発です。

売買代金は4兆3369億円でした。

終わってみれば、
日経平均は-0.87%の
38,442円でした。

TOPIXは
-0.96%の2,689円でした。

グロース250は
-0.42%の635円でした。

こちら日経平均のチャートです。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位:繊維2位:空運3位:その他製品

【値下がり】
1位:石油石炭2位:海運3位:非鉄金属

東証33業種中25業種が下落。

プライム市場の値上がり銘柄は42%、
値下がり銘柄は54%でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
ファストリ、花王、ZOZO、バンナムHDなど。
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​​​値下がりトップは
アドバンテスト、東京エレクトロン、
TDK、信越化学など。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:三井E&S(7003)+11.50%
2位:アトラエ(6149)+8.28%
3位:FFJ(7092)+5.12%
4位:JCRファ(4552)+4.99%
5位:積水化(4204)+4.88%

・値下がりランキング

1位:ACCESS(4813)-10.14%
2位:セレス(3696)-9.36%
3位:東京計器(7721)-8.50%
4位:サンウェルズ(9229)-7.72%
5位:キユーピー(2809)-7.01%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)+54.16
2位:花王(4452)+8.02
3位:任天堂(7974)+4.50
4位:ZOZO(3092)+4.44
5位:エムスリー(2413)+4.26