株投資の勝率を高める方法

コラム

From:向川a.k.aチャートの向こう側
自宅のトレードルームより

こんにちは、向川a.k.aチャートの向こう側です。

例年9月は秋相場となり、あまり株によっていい時期ではありません。過去30年のデータを見ても明らかで、ほぼ毎年、株は下落しています。

このような地合いのときは”売り”で利益を狙うものです。

そして10月となりました。9月とは違って、10月は株高になりやすいアノマリーもありますので、期待していた方も多かったと思います。

しかし、、、今日の下落を見ても分かるように、ここ数ヶ月の日本株の上昇がどんどんと削られており、ついに今日の終値では30,526円まで下落しました。

詳細は今日の市況解説動画で解説しておりますので、各SNSを確認ください。

さて、今日からこのような投資コラムもお届けします。

普段の短い動画では、できるだけ簡潔に、最低限のことしか解説できないのですが、ここではもう少し色んなテーマで書こうと思っています。

まず今日はズバリ、「株投資の勝率を高める方法」です。

株投資で大事なことは?

ある人は銘柄選びと言ったり、またある人は財務諸表を読む力と言います。もちろんどれでも正解なのですが、私はあえて「投資する期間」と回答します。

たとえば分かりやすく、短期投資と長期投資です。

一般的に短期投資とは、1日で取引を終えるデイトレや、数秒単位で決済するスキャルピング、数日から数週間ほど持つスイングトレードなどがあります。長期投資とは数ヶ月から数年、またはずっと保有し続けるものもあります。

短期も長期も間違いではなく、その人の投資スタイルによって答えが変わります。

ただ、もっとも避けなければいけないのは、たとえば数日から数週間ほどの期間で考えてエントリーしたのに、目先の値動きにハラハラしてしまってその日で決済してしまうとか。

きっと、同様のことは多くの方が経験したことがあると思いますが、これでは勝率は安定しません。

デイトレならデイトレ、スイングトレードならスイングトレードで、それぞれの時間軸をあらかじめ想定して入口から出口まで一貫させましょう。

なぜから、上がり続ける株はないですし、下がり続ける株もありません。必ずどんな株も小さい上げ下げを繰り返しながら相場は動きます。

その”波”をビッグウェーブを乗りこなすサーファーのようにとらえるので、利益を伸ばすことができます。でも海の中もいつだっていい波とは限りませんよね。荒波のときもあります。

でもそれを怖がって途中で降りてしまうと、その先にあるいい波をキャッチできません。よって、チャンスを逃して損を出してしまうのです。

未来は予測できないのか?

普段、私は日々の市況解説を発信していますが、おかげさまで相場の方向感をとらえるのは得意なようです。いつもコメントもいただき感謝しています。

もちろん私は占い師ではないので、確実に未来予測できるわけではありませんが、相場の波を見ているので一定の確率で読み解くことができます。

ただ、そうは言っても年単位の未来を予想するのは難しいです。なぜなら、政治や経済などで予期せぬことが起こるからです。

つまり明日とか来週の動きはなんとなくわかっても、来年の動きまでは誰にもわかりません。でも年単位で投資してる人は、配当や優待狙いも多いので、目先の株価の上下にはあまり関心がありません。

しかしそれだけの長い時間軸で見ているのであれば、それも正解です。

大事なことは、あなた自身がどんな時間軸で、どれだけのリターンを狙っているのか?です。

まずここを明確にすることで、株の勝率も上がるはずです。ぜひ参考にしてください。

ではまた!