
テクニカルアナリストの向川です。
今週のマーケットが始まりましたが、まず今夜は米国市場は休みですね。だからということもあってか、日経平均は続落しています。ただTOPIXはほぼいってこい、グロースは変わらず堅調ですね。
ただ、下げたといっても一時的で、今日の日経平均は800円ほど下げる場面もありましたが、そのあとは底堅かったですね。
そして今日は18時から高市さんの会見です。解散に打って出るのか、はたまた、まさかの「なんの話?」と吉本新喜劇ばりに全員がズッコけるか。注目しましょう!
【米国株】地政学リスク、FRB人事の不透明、トランプ発言
ではまず、ザクっと週末の米国株を振り返りましょう。
12月から続くレンジをまだ抜けれおらず、週末は3指数とも反落しました。FRBの次の議長をめぐって、以前から候補とされていた方ではないとの声もあり、さらに米長期金利が上昇していて止まりません。
さらに今日が休場とあって積極的に買い上がる動きは見られず、ダウ平均は上昇して始まったものの序盤から失速しました。早々に下げると49,200ドル前半まで下落。そのあとは底堅くなり、後半に入ってからも上昇しましたが、それでも最終的に83ドル安の49,359ドルで大引けとなりました。
グリーンランド問題など地政学リスクもまだ残っており、S&P500は4ポイント安の6,940まで下落、ナスダックは14ポイント安の23,515と下落しました。

セクターごとで見ると、11業種のうち6業種が上昇。不動産が最も上昇しました。引き続き資本財も買われて、エネルギーも強かったですね。下げたのはヘルスケアや通信など。
個別株を見るとウォルト・ディズニーやユナイテッドヘルスなどが下落しました。アメックスが反発し、半導体のマイクロンテクノロジーも大幅高に。しかし、他のハイテクは重く、AppleやGoogle、セールスフォースなどは下げています。
揃って反落した米国株ですが、底堅い値動きも見られており、「思ったより下げてない」という印象。今週も少しずつ主力株の決算も続くので注目です。
では次に日本株も見ていきましょう。
【日本株】日経平均は3日続落。高市会見に注目せよ。
今日の日経平均は546円安の53,390円と続落スタートでした。朝から重い立ち上がりで、米国株の流れを受け継いで始まりました。
こちらも3指数が揃って下落し、前場は下げ幅を拡大していきました。53,000円を割れるか見ていましたが、10時半頃にここまで下げたものの踏みとどまり、ここから少しずつ回復。
後場に入っても重いながらも下げ渋りを見せました。引け後に高市総理の会見があることもあり、様子見ムードもありましたが、最終的には352円安の53,583円で大引けに。
TOPIXは2ポイント安の3,656、グロース25014ポイント高の748と3日続伸となりました。

今日の売買代金は5兆8771億円。セクターごとで見るとゴム、精密機器、輸送用機器などが下げましたが、食料品や小売、農林水産などが上昇。プライム市場の値上がり銘柄は35%、値下がり銘柄は61%となりました。
今日はアドバンテストやフジクラなどは下落しましたが、三菱重工やIHIなど防衛は堅調でした。そして今日もキオクシアが売買代金トップとなり、ディスコやレーザーテックなども強いですね。JX金属や三井金属なども続伸です。
また、売られているのがソニーやサンリオ、そして住友ファーマが急落。マネックスやトヨタなども売られています。
これで日経平均は3日続落となりましたが、後場は下げ幅を縮めたのは良かった点ですね。ここまでの株高は「解散」への期待感だと思いますが、まだ高市さんからのメッセージはないです。それが今夜このあと出てくるのか。あるとしたらどんな内容なのか。しっかり見届けましょう。
では、明日もいい波乗っていきましょう!

