【1/16】日経平均続落で54,000円割れる。米国株は揃って反発。来週の高市会見に注目せよ。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。今週の相場も終わりましたね。

まさに今週は「高市相場」と言える展開で、今日もイタリアからメローニさんが来日していますが、解散選挙の報道も加熱する中でいろんな情報が飛び交っています。

まだ高市さんから正式に発表されたわけじゃないですが、ここへきて公明党と立憲民主が合体するなど、バタバタ動いています。これで「解散しません」なんて高市さんが言おうものなら、吉本新喜劇ばりにズッコケですが…。

何はともあれ、来週19日に予定されている高市さんの会見に注目しましょう。

では、今日の相場を振り返ります。

【米国株】金融や半導体が買われて米国株反発!

日本株とは対照的に、米国株は重いムードが続いていましたが、昨日は反発しました。金融や半導体が買われていますね。

ダウ平均は反発スタートし、序盤から買い上がる展開になりました。そのまま前半は上昇基調で、ダウは一時400ドル上昇するなど堅調な相場になりました。終日いい流れで、最後は上値が重くなりましたが、それでも最終的には292ドル高の49,442ドルで大引け。ダウ平均は3日ぶりに反発しました。

S&P500は17ポイント高の6,944で、ナスダックは58ポイント高の23,530まで上昇しました。SOX半導体も堅調な動き。

セクターごとで見ると11業種のうち7業種が上昇。公益が最も上昇し、資本財、不動産が続きました。4業種が下落しておりエネルギーとヘルスケアが下げています。

昨日は何を言ってもゴールドマン・サックス。トレーディング収入が史上最高を記録、そして予想を上回る決算を発表したことで4%ほど上昇。昨日はエヌビディアも買われています。

そしてモルガン・スタンレーも堅調で、こちらも予想を上回る決算を発表して上昇しました。ブラックロックも運用資産残高が過去最高の14兆ドル!こちらも6%ほど上昇です。また、こちらも好決算だったTSMCも2%ほど上げました。昨日はこの決算がよかったので半導体が買われましたね。

金融や半導体が買われて米国株は久しぶりの上昇。週末の日本市場はここまで過熱感があるのも事実。次に日本株も見ていきます。

【日本株】日経平均続落も今週だけで約2,000円上昇!

今日の日経平均は39円安の54,071円と下落してスタート。

すぐに反発を見せましたが、10時頃にかけて上値は重く売られていきました。ただ、そのあとはお昼まで堅調で、レンジで揉み合いに。

後場は下げ幅を縮めてスタートしましたが、節目の54,000円台まで戻る場面もあったものの、大引けにかけては再び売られていく展開になり、日経平均は最終的に174円安の53,936円で大引けとなりました。

TOPIXは10ポイント安の3,658、グロース250は1ポイント高の734で引けました。

今日の売買代金は7兆203億円。セクターごとで見ると海運、鉱業、医薬品が下落。ガラス土石、非鉄金属、倉庫運輸などが上昇しています。プライム市場の値上がり銘柄は59%、値下がり銘柄は37%でした。

今日は東京エレクトロンやソフトバンクG、ファストリなどが売られて、三菱重工やファナックも下落。サンリオも弱く、トヨタや日立製作も売られました。良品計画やイオン、ソニーも下落しています。

一方で今日も買われたキオクシアやJX金属、イビデン、フジクラなど堅調で、三井金属やコマツなども強かったですね。JX金属は上場来高値を更新で、サンリオは昨年来安値を更新しています。アストロスケールは日本とイタリアの宇宙開発の協力との報道があり、同社への期待から10%以上高騰しました。

これで今週の日経平均は約2,000円近く上昇です。選挙への期待も大きく、海外勢も買い支えています。19日に予定されている高市さんの会見でどんなことが出てくるのか?

加えて、来週は日銀会合も控えており、円安進行に対しての見解に注目が集まります。

では、来週もいい波乗っていきましょう!