【4/8相場まとめ】TACO!!で大幅高。日経平均は過去3番目の上昇へ。原油急落でリスクオン!

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

昨日までの相場とはガラッと変わり、今日は朝からリスクオンとなりました。というのも、今日の朝9時がイランとの停戦期限となっていましたが、「2週間の停戦」となりました。

これで朝から原油が急落、そのままオープンした日本株はぶち上げ。一時3,000円ほど高騰するなど大きく上昇した1日になりましたね。

今日は21時からまたライブをするので、この辺りも振り返りたいと思います。時間になったらこちらからどうぞ!
https://youtube.com/live/Pj2zh1-agAY?feature=share

そして、新たに「コモディティ」に特化したメディアも立ち上がりました。ゴールド・シルバー・銅・原油・天然ガス・小麦・大豆・コーヒーなど、世界の「資源」を読み解くコモディティ特化メディアです。

去年は日経平均より米国株よりゴールドがぶち上げました。ここ最近は原油が高騰したり、シルバーもぶち上げましたが、波乗りトレードではコモディティもトレードします。

すでに記事を公開していて、

・ゴールド投資の始め方|ETFで少額から始める3ステップ
・コモディティETFとは?株式投資家が知っておくべき基礎知識
・原油ETFの落とし穴|コンタンゴで損する仕組みを解説
・ゴールドと株、どっちが強い?過去20年のデータで比較してみた

など見ることができます。これから毎日投稿が始まるので、フォローください。

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【米国株】イラン関連の応酬で乱高下も終盤に買い戻されハイテクは小幅プラス引け

昨日の米国株ですが、引き続きイラン関連のヘッドラインに振り回される1日でした。

トランプ大統領が設定した期限が迫る中、「米国がイランのカーグ島の軍事標的を空爆した」との報道や、トランプのSNS投稿から、市場は一時パニック的な売りが続きました。

ダウ平均は日中一時455ドル安まで急落するなど、重い立ち上がりでしたね。イラン側が米国との交渉打ち切りを伝達するなど緊張が走る一方、終盤には「パキスタンがトランプ大統領に期限の2週間延長を要請した」といった報道もありました。

ダウ平均は74ドル高の46,744ドルで取引スタートしたものの、序盤から下落に転じました。様子見ムードが強まる中で、最終的に85ドル安の46,584ドルと反落して引けています。

S&P500とナスダックはかろうじてプラス圏へ浮上しました。S&P500は5ポイント高の6,616、ナスダックは21ポイント高の22,017で引けています。

昨日は11業種のうち6業種が上昇。個別株だとユナイテッドヘルスが高騰。2027年に民間保険会社に政府が支払う改定率が大きく引き上げられたことを受けて買われました。

他にもシェブロンが上昇、 半導体のブロードコムはGoogleとの提携を2031年まで延長したことで買われました。半導体のアームはアナリストの投資判断引き下げで下落しています。

【日本株】歴史的な高騰!ショートカバーで日経は2,800円超高

さて、では次は日本株ですが、市場の重しとなっていた「中東情勢の緊迫化」にブレーキがかかり、TACO!となりました。

TACO=Trump Always Checks Out

のことですが、市場が混乱するとすぐに撤回するトランプの言動からTACOと呼ばれています。

このポジティブ材料に加えて、溜まっていた売りのショートカバーで踏み上げられた相場で、地政学リスクを警戒して積み上がっていた大量の売りが朝方の急騰でパニック的な買い戻しに。

今日のローソク足を見てもわかるように、寄り付きからマドを開けてスタートした後も大きく流れは変わらず、1日を通して高値圏に張り付く相場になりました。

指数が5%以上上昇するのは稀で、プライム市場のほぼ全銘柄に買いが入っています。特にこれまで金利高や有事リスクで売り込まれていた半導体などの値がさハイテク株が急反発。

グロース250指数も暴騰しており、個人投資家の資金も一気に流れてきた印象ですね。

日本だけでなくアジア株全体にも波及し、さらに米国先物も上昇。ほぼ高値引けで引けています。最終的に日経平均は2,878円高の56,308円まで上昇。売買代金は9兆6,668億円でした。

高騰していた日経VIも急落。相場の警戒感が高まるとこちらが反応しますが、ひとまず落ち着いたのはよかったです。

今日は非鉄金属、ガラス土石、電気機器などが上昇し、鉱業、海運、石油石炭などが下落しています。プライム市場の値上がり銘柄は87%、値下がり銘柄は10%。

多くの銘柄が上がった中でも、キオクシアは一時20%近く上昇。「上場来初の配当実施を検討し始めた」と日経新聞が報じたことで買いが優勢に。

他にも古河電気工業やアドバンテスト、三井金属やJX金属などが買われました。イビデン、ルネサスエレクトロニクスなども高騰。弱かったのは信越化学、任天堂、川崎汽船やINPEXなど。

今日の日経平均は大きく上げましたが、空売りの踏み上げの要素も強く、つまり需給のバグによって作られた側面もあります。焦って高値掴みは厳禁ですね。

この流れから今晩の米国市場がどうなるか、重要になりますね。では、明日もいい波乗っていきましょう!