【5/14相場まとめ】日経平均3日ぶり反落。フジクラ決算後にストップ安。米国株はハイテク続伸。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

今日の日経平均は3日ぶりに反落。金利高が止まらずで、ちょっとイヤな雰囲気ですね。

さらに電線株のフジクラが決算を発表、その後にストップ安まで売られました。今日だけで20%ほど下げましたね。

まさに今、米中会談の真っ只中で、エヌビディアの革ジャンCEOも同行していることから半導体が続伸、ナスダック続伸となりました。

昨日のライブでもこの辺り解説していたので、こちらに載せておきますね。
https://youtube.com/live/-ntfnURtepY?feature=share

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】ハイテク株が「フアンCEO訪中同行」で反発

昨日の米国株はまちまちの展開。

今警戒しているのはインフレ再燃で、昨日出てきたデータからも懸念が深まり、相場はピリッとしました。

ダウ平均は85ドル安でスタートし、重い立ち上がり。しかしそのあとは反発して、引けにかけて高値をつけました。最終的には67ドル安の49,693ドルで引けています。

エヌビディアのフアンCEOがトランプ大統領の訪中に急遽同行するとの報道があり、利益確定売りが出ていたハイテク株へ資金が再還流。

半導体(SOX)指数は2.57%の大幅高となり、ナスダックは314ポイント高の26,402、S&P500は43ポイント高の7,444と、どちらも反発して最高値を更新しました。

驚異的な増収を記録したオランダのネビウス(NBIS)や、上方修正を発表したアルテリス(AIP)など、AIクラウド・設計関連が大きく買われています。

また、ビル・ゲイツ支援のフェルボ・エナジー(FRVO)が好調なIPOスタート。ネクストパワー(NXT)も上方修正で大幅高。電力需要を背景としたエネルギー株への物色も目立ちます。

AI投資の対象がハイテク分野からエネルギー安全保障や送電網などにシフト。ここから5月20日のエヌビディア決算、そしてトランプ訪中という政治的イベントをどう乗り越えるか注目ですね。

【日本株】日経63,000円は「幻」に。後場からの下落とグロース市場の急落。

前日の米国株の流れから日本市場も寄り付き後は半導体や電子部品関連への買いが先行。しかし後場に入り空気が一変しました。

後場は利益確定の売りが優勢となり、下げ幅を拡大。最大のトリガーは国内長期金利の急騰です。

約29年ぶりとなる歴史的な高水準になり、これによって株価の割高感が意識され、さらに決算発表後のフジクラがストップ安。これまで買われていたAI関連株へ利益確定の売りが加速し、指数は一気にマイナス圏へ。

日経平均は、最終的に618円安の62,654円で大引け。TOPIXは40ポイント安の3,879で4日ぶり反落。グロース250も24ポイント安の803と反落しています。

今日の売買代金は12兆376億円。非鉄金属、不動産、建設などが下落し、水産農林、パルプ紙、ゴムなどが上昇しました。

金利上昇がダイレクトに響く不動産や建設が売られたものの、アドバンテストや村田製作所などの一部ハイテク株は上昇を維持。ソフトバンクG、東京エレクトロン、ファストリなどの指数を大きく動かす主力株が揃って下落、日経平均を大きく押し下げました。

国内金利の29年ぶり高水準、フジクラ決算、さらに米中会談真っ只中など、これらの材料で売りが重なる展開ですね。

グロース市場の-2.92%という急落も金利高の影響あり。ハイテクやグロースに金利高は逆風です。

フジクラ決算は悪くなく、ミニコラムにまとめました。
https://x.com/fair0915/status/2054795419079831999

明日はキオクシアの決算に注目しましょう。今日も1社だけで2兆円超えという異次元の需給です。これまで上昇していた主力が売られましたが、明日は週末。もう少し揉み合うかもですね。

では、明日もいい波乗っていきましょう!