【6/16相場まとめ】日経平均は初の7万台へ!日銀会合は利上げへ。ダウ3日続伸で最高値更新!

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

今日は歴史的な相場になりましたね!日経は一時7万円にタッチ。そのまま下げましたが、まずは新しい世界へと足を踏み入れました。

米国も続伸しており、ダウは過去最高値を更新。米国とイランの暫定合意を受けて相場はトレンド継続です。

また、今日の日銀会合では利上げ決定。これで日本の政策金利は1%へ。「金利のある世界」へ、また一歩前進していますね。ただ、これで円安が止まるわけもなく、

と、Xにポストしたように、ほぼ意味のなかった利上げでした。では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】米国イラン暫定合意の正式発表とスペースXの連騰がハイテク株を押し上げ

トランプ大統領が日曜夜にSNSで「イランとの合意が完全にまとまった」と投稿し、米国とイランが暫定合意を成立させたことを発表しました。

そして、仲介役のパキスタンも正式な署名式が金曜日にスイスで行われる予定であることを明らかにし、市場の心理が劇的に改善。ランプ大統領はさらにホルムズ海峡の再開を承認したと述べ、これで原油が一時1バレル=80ドルを割り込む水準まで下落しました。

ダウ平均は162ドル高の51,364ドルで取引スタート。序盤から買われて大きく上昇し、一時は52,000ドル手前まで上げました。その後はレンジになりましたが、最終的には468ドル高の51,671ドルで大引け。S&P500は122ポイント高の7,554、ナスダックは795ポイント高の26,683まで上昇しています。

今週開催されるFOMCでは、ウォーシュ議長のもとでの政策金利据え置きが確実です。日本は利上げに踏み切りましたが、米国はどうなるか。こちらも注目です。

また、新規上場したスペースX(SPCX)が週明けも+19.60%と大幅続連騰しました。時価総額は2.5兆ドル近くまで急速に拡大。

そしてスペースXの熱気や原油安を背景にハイテク株へ資金が集中し、AMDが+6.98%、メタ(META)が+4.77%、エヌビディア(NVDA)が+3.54%など主力株が伸びました。アナリストの投資判断引き上げが材料視されたホークアイ360(HAWK)が+5.50%、湿式製錬実証施設の稼働開始を発表したUSAレア・アース(USAR)が+4.68%上昇しています。

主要3指数が寄り付きの窓開けから大引けにかけて一度も崩れることなく右肩上がりに伸びました。半導体指数(SOX)が「+5.45%」、NYSE FANG+が「+4.51%」と、AI・ハイテク主力株のチャートが続伸です。

では、次に日本株も見ていきましょう。

【日本株】日経平均は小幅続伸、取引時間中に初の「7万円」突破!

今日の日経平均は28円安の69,288円と下落して始まりました。

直近2営業日で5,100円も高騰していたので、その反動も見られました。そして、取引時間中に日銀が4会合ぶりとなる利上げを発表。政策金利が31年ぶりに1%に到達しました。

これが想定通りの内容だったことで目先の主要イベント通過による安心感が広がり、後場に史上初となる「7万円の大台」を突破。その後は大引け後の会見が意識されて下げましたが、最終的に87円高の69,404円で引けました。

TOPIXは8ポイント安の3,991、グロース250が1ポイント高の714と反発しています。

プライム市場全体の騰落数は、値下がり銘柄数が68.9%、値上がり銘柄数が28.7%。

日経平均こそ小幅続伸で終えたものの、市場の約7割近い大多数の銘柄が下落です。指数寄与度の高い銘柄に下値が支えられたいびつな地合いが続いています。

堅調だったセクターはハイテクで、アドバンテスト(6857)、キオクシアHD(285A)、村田製作所(6981)、太陽誘電(6976)といった半導体・電子部品関連の一角が引き続き買われました。

フジクラ(5803)、住友電気工業(5802)なども上昇し、業種別では非鉄金属、その他金融、空運などが上昇しています。

一方で、東京エレクトロン(8035)、ソフトバンクG(9984)、イビデン(4062)、ディスコ(6146)、TDK(6762)、レーザーテック(6920)、信越化学(4063)といった、これまで相場を強くリードしてきた主要なハイテク株が軒並み反落。業種別でも鉱業、卸売、建設などが下げました。

今日も売買代金は11兆9,079億と活況。中東和平の「19日署名」へ向けて7万台をキープできるか、引き続き注目の相場が続きます。

では、明日もいい波乗っていきましょう!