【8/6相場まとめ】日経反落!ハイテク株下落もTOPIXは上昇。米国株まちまちも好決算が相場を支える。

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

今週は月初の重要ウィークですが、加えて決算も続々と出てきています。今日も任天堂、レーザーテック、古河電工、JX金属など主力株が決算を発表しました。

今日の日経は反落したものの、買われている銘柄も多く、米国同様にいまいち方向感がない展開。ハイテク株には売りが先行で重めですね。

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】ダウ平均は5日連続で最高値を更新!ハイテク株は売られる。

引き続き中東情勢も緊迫していますが、米国とイランの交渉が進展するとの観測も出てきました。

これによって原油が下落。そして好調な企業決算も追い風になり、ダウ平均が上昇。54,266ドルで寄り付いたあとも買い優勢の相場になりました。

前日まで連日急騰していたIT・ハイテク株や一部半導体銘柄は売られて、ナスダックの上値を押し下げています。

ダウは最終的に263ドル高の54,349ドルで大引け。S&P500は12ポイント安の7,723、ナスダックは221ポイント安の26,363となりました。

個別株を見ていきます。

ウォルト・ディズニー(DIS)は1株利益が予想を大きく上振れ、エンタメ部門の好調を好感して上昇しました。ショッピファイ(SHOP)も6四半期連続で30%超の増収見通しを発表し大幅高へ。

イーライリリー(LLY)は肥満症薬の販売拡大を受け上昇しました。ブッキング(BKNG)も旅行需要の底堅さが好感され上昇へ。

一方でAMD(AMD)は見通しが予想超えも市場の高過ぎる期待に届かず下落しています。エヌビディア(NVDA)はフォックスコンの7月売上高激増を材料に5日続伸しています。

ダウ平均が過去最高値を更新し続ける一方で、ナスダックやS&P500が調整モード。ハイテク一極集中からより広範なディフェンシブ・内需株へと目線がシフトしています。

朝の時点で日経先物はやや下落も、昨日2,300円ほどあげた反動もありそうな相場。寄り付き売りが先行しそうな雰囲気でしたが、では次に日本株も見ていきましょう。

【日本株】日経は前日2,300円超急伸の反動で下落へ

前日に2,300円を超える急伸を見せた反動に加え、米国市場で長期金利が上昇しナスダックが下落したことが逆風になりました。

今日は値がさ半導体株を中心に利益確定売りが先行。日経は序盤から下落して始まりました。前場は見せ場もなく、一時は65,000円まで下落するも、後場からは流れが変わりました。

プライムの値上がり銘柄数は1,130銘柄と多く、TOPIXもプラス圏へ浮上。決算を手掛かりに押し目買いも旺盛で、好業績銘柄への買いが相場を支えました。

最終的に日経平均は617円安の65,683円、TOPIXは9ポイント高の4,055、グロース250は2ポイント安の720で引けました。

今日は主力半導体・電子部品株が軟調で、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ソフトバンクG(9984)、フジクラ(5803)、イビデン(4062)などが下落。東京応化工業(4186)、UACJ(5741)なども大幅安へ。

一方で好業績を背景に上昇した銘柄も多く、今日はプライム市場の7割の銘柄が上昇。バンダイナムコHD(7832)、オムロン(6645)、キッコーマン(2801)、花王(4452)が大幅高へ。

他にもメルカリ(4385)、豊田通商(8015)、ソニーG(6758)、良品計画(7453)などが上げました。

売買代金は9兆6,880億円と連日の10兆円前後で、引き続き活況な相場が続いています。後場にかけて約700円買い戻され、ローソク足は長い下ヒゲに。65,000円が底堅いサポートになっています。

日経平均は617円安となりましたが、TOPIXのプラス着地や値上がり7割超(1,130銘柄)からもわかるように、相場の中身は過熱した半導体の利益確定売りです。健全なセクターローテーションと言えるでしょう。

決算発表シーズンがピークを迎えるなか、AIインフラ一辺倒の相場から少しずつ流れが変わろうとしています。、半導体の売り一巡とともに再び66,000円台奪還へ、まずは明日の雇用統計にも注目しましょう。

では明日もいい波乗っていきましょう!