【6/9相場まとめ】半導体反発で日経平均は1,392円高で4日ぶり反発。米国もナスダック反発!

相場まとめ

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

今日のマーケットは半導体中心に買い直される展開になりました。

やはり半導体が動くと相場が活況になりますね。ただ、今日もそれなりに値下がり銘柄も多いです。

大幅下落からの反発によって息を吹き返した相場でしたが、今日も振り返ってアップデートしましょう。

【米国株】ナスダック反発。地政学リスク後退と半導体セクター反発。

週末にイランとイスラエルの間で軍事衝突が発生しました。

しかし、トランプ大統領の介入もあり、イラン外務省が軍事作戦の終了を宣言。これにより市場に安心感が広がり、一時95ドル台まで上昇していた原油相場が90ドル台へ伸び悩んだことが好感されました。

前週に激しい調整売りに押されていた半導体株を中心に買い戻しが先行。ナスダックやS&P500、SOX半導体指数が反発しました。

一方で、序盤こそ上昇して始まったダウ平均は戻り待ちの売りに押されて小幅に続落。相場には強弱感が交錯しています。

急落した半導体指数(SOX)は急反発を見せました。グーグルから300万個超のTPUを受注したインテル(INTC)が+11.19%と急騰。マイクロン(MU)が+9.87%、AMDが+5.14%と軒並み買い戻されています。

S&P500銘柄への採用が発表されたマーベル(MRVL)も+9.63%と急伸しました。

アマゾンとの間で米国内データセンター向け光ファイバーの契約を締結したコーニング(GLW)が+5.61%上昇。

血液がん治療薬の権利取得契約を結んだニューリックス(NRIX)が+6.83%高。ビットコインの購入再開が伝わったマイクロストラテジー(MSTR)をはじめとする暗号資産株も堅調でした。

また、アップル(AAPL)は年次開発者会議(WWDC)2026にて次世代版「アップル・インテリジェンス」を発表。しかし、サプライズが少なかったことから-1.89%と下げました。

ダウ平均は前場の上昇後にジリジリと値を下げる陰線に。ナスダックやS&P500、NYSE FANG+(+1.56%)は朝方の上昇から高値圏を維持しました。

朝の時点で日経平均先物は上昇。行き過ぎた急落(2,500円超安)に対して買い直しも見られました。

【日本株】半導体主導のリバウンドも、値上がりは54%

では次に日本株です。

米ナスダックおよび半導体指数(SOX)の急反発から、日経平均は600円高の64,625円でスタート。

序盤は買いが優勢でしたが、午前中には下落に転じる場面もありました。しかし後場に入ってから流れが一変。節目の65,000円を超えて14時過ぎには今日の高値をつけました。

直近3日間で4,300円急落していたこともあり、午後から米国株先物も続伸したことで日本株にも追い風に。

さらに「イラン情勢が戦闘終結の方向で交渉進展」との観測も出ました。これもポジティブで相場を引き上げましたね。こうして日経平均は最終的に1,392円高の65,416円で大引け。TOPIXは43ポイント高の3,896とこちらも反発しています。

ただ、プライムの値上がり銘柄数は53%にとどまっています。

指数ほど「全面高」の印象はなく、特定の主力株が指数を引っ張っているのがわかりますね。

今日は値上がり寄与度1位の東京エレクトロンが1銘柄で日経平均を約492円押し上げ。さらに売買代金トップのキオクシアHDが大きく買い戻されました。他にも村田製作所が大幅高、太陽誘電がストップ高に。

一方でファストリが下落し、原油価格の落ち着きに伴い石油・石炭製品や鉱業が下落しました。三菱重工や日立、三井金属なども冴えない動きです。売買代金は10兆9,342億円と後場にかけて増加しました。

ボラティリティが高い相場ですが、テクニカル的には急落後の自律反発の段階です。これがまだトレンド再開かは誰にもわかりません。

ここからはインフレに直結するデータが出てくるので注目です。国内では5月の企業物価が出ますね。米国も同じく出てきますので注目しましょう。

では、明日もいい波乗っていきましょう!