【3/9相場まとめ】原油高騰で日本株続落。日経平均は一時51,000円台へ。為替は円安へ進行中。

相場まとめ

テクニカルアナリストの向川です。

今日は朝から急落していて、重い相場になりました。原油価格が急騰、ここ連日で上昇が止まらず、ついに100ドルの大台も超えてきました!

23年来の高値を更新、これによって景気後退の懸念、さらにインフレの懸念も進んでいます。当然そうなるとマーケットは荒れますね。

米国株の先物もすでに下落しており、今夜も重い立ち上がりとなりそうです。なお、今日からサマータイムのため、オープンから引けの時間が1時間ずつズレて22時半ー5時となりますね。

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】大幅下落、原油高+弱い雇用データで下落

先週末の米国株をザクっとまとめておきます。

イラン紛争拡大でWTI原油が$90超えし、ホルムズ海峡の封鎖なども巡って相場は売り優勢に。そして週末は雇用統計も出ましたが、これも弱かったですね。

エネルギー株は原油高で堅調も、航空・旅行関連がそろって売られて、他にも金融株が弱く、産業株もさえません。VIXは3ヶ月ぶり高水準まで上昇し、相場がピリッとしています。

インフレ再燃シナリオの懸念で、利下げ期待が後退したこともブレーキとなりました。週末時点の米国3指数はこんな形で、それぞれ急落しています。

まだテックは耐えるものの、全体的に重いのは変わらずで、ダウは50,000近辺から急落、S&Pは6700台前半割れ。週間で見てもかなり売られた印象です。

そして今週は米国の物価指標の発表があり、こちらもインフレが懸念されている中で注目されるでしょう。

では、次に今日の日本株も見ていきます。

【日本株】日経平均は2,892円安の大幅下落へ

日経平均は1,012円安の54,608円と大幅安でスタート。

東情勢の緊迫化から指数がそろって下落し、売りが優勢で始まりました。序盤から下げ幅を拡大した日経平均ですが、52,000円台まで下がった後も下落が止まらず。

原油価格がさらに上昇しており、インフレ再燃・物流混乱・企業コスト増など、ネガティブな懸念が強まりリスクオフ売りが加速。週末の米国株安からアジア株も下落。今日も韓国株が急落しています。

後場は下げ止まりましたが、中東情勢の警戒感は残っており、最終的には2,892円安の52,728円で大引け。TOPIXは141ポイント安の3,575、グロース250も27ポイント安の743とそろって下げました。

イランの指導者ハメネイ師の後継者に次男で反米のモジタバ師が選ばれたことも相場はネガティブになりましたね。

今日の売買代金は9兆6,756億円でした。非鉄金属、ガラス土石、機械などが特に下落して、他も全てのセクターが下落。プライム市場の値上がり銘柄は8%、値下がり銘柄は89%。

個別株を見ても、半導体・ハイテク関連が全面安で、指数を大きく押し下げました。アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコなどが崩れると指数も大きく下げますね。

ソフトバンクグループ、トヨタ、フジクラ、ファナック、イビデンなども急落。一方でロームだけ逆行高になりました。他にあげていたのはZOZO、サイバーエージェント、KDDI、オリエンタルランドなど。I

NPEXは原油価格の上昇から買われていますが、石油・資源関連は強かったですね。防衛もそこまで下がっておらず。

今日は日経平均の下げ幅が一時4,100円を超えるなど、リスクオフ色が強く、全面安へ。高市政権の政策期待や、海外投資家の買い越しなどポジティブ材料はあるものの、中東情勢の進展が待たれますね。

加えて、米国のインフレ動向が出てくるので、今週はこちらにも注目したいと思います。

では、明日もいい波乗っていきましょう!