
向川|認定テクニカルアナリストMFTA®
世界が注目するエヌビディア決算前日、今日のマーケットは反発しました。
ダウ平均は160ドル高、ナスダックも反発。日経も反発。主役のエヌビディアも反発しまして、これがなんと8日ぶり。半導体の買い戻しも見られます。
では、今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】ダウ平均は160ドル高、半導体株の買い戻しでナスダックも反発!
昨日の米国株は3指数とも上昇となりました。
エヌビディア(NVDA)の決算発表を前に、直近まで調整が続いていた半導体株へ買い戻しが流入。エヌビディアは8営業日ぶりに反発です。
ただし、過去4回の決算発表後はいずれも株価が下落していることもあり、積極的な買いは見られず。原油相場の下落を受けてエネルギーセクターが軟調となったほか、一部の消費関連株が売り先行に。ダウ平均は序盤に伸び悩んで一時マイナス圏に沈む場面もありました。
ダウは最終的に160ドル高の53,577ドルで大引けに。S&P500は24ポイント高の7,677、ナスダックは171ポイント高の26,151とそれぞれ反発しています。

相場を牽引したのは半導体・ハイテク銘柄で、5月高値から約12%下落していたエヌビディア(NVDA)筆頭に反発しました。
アナリストが投資判断を「強い買い」へ引き上げ、目標株価を641ドルへ大幅増額したAMD(AMD)が上昇。スーパー・マイクロ(SMCI)やオランダのネビウス(NBIS)が7日ぶりに反発。
自社株買いが伝わったクラ・オンコロジー(KURA)、投資判断「買い」への引き上げを受けたカプリコール・セラピューティクス(CAPR)やダイナトレース(DT)が大幅高となっています。原油安を受けたエネルギー株の軟調さも目立ちました。
【日本株】日経平均は405円高と続伸!バリュー株への買いシフトでプラス圏へ
今日の日経平均は251円安の65,604円と下落スタートとなりました。
米国半導体は強かったものの、国内は売り先行。日経は一時465円安まで下げましたが、韓国KOSPIの反発から徐々に買われて、前場終盤にはプラス圏へ急浮上。
さらに出遅れ感のあった金融、証券、保険、医薬品などのバリュー株も買われて、日経平均の上げ幅は一時500円を超える場面もありました。
後場も堅調で、最終的に405円高の66,262円と続伸して大引けに。TOPIXは17ポイント高の4,111、グロース250はほぼいってこいの781で引けました。

今日はアドバンテスト(6857)やソフトバンクG(9984)が買い戻されたほか、リクルートHD(6098)も続伸。
さらに東京海上HD(8766)など保険や銀行など金融株も買われています。これが相場全体の押し上げに大きく貢献し、今日は33業種中18業種が上昇。プライム全体の値上がり銘柄数も950銘柄超(全体の6割超)。
一方で、決算前の警戒感もあり、メモリ・電子部品の一角であるキオクシアHD(285A)や太陽誘電(6976)が売られています。
中東情勢の緊張緩和から原油が下落し、その影響を受けて鉱業や石油・石炭、海運セクターが売られました。チャートを確認すると日経平均・TOPIXともに朝方の安値から一気に前日終値を突き抜けるV字回復を見せた今日のマーケット。後場は66,200円台の高値圏のレンジで取引を終えました。
日本時間27日早朝に発表されるエヌビディア決算、まずここが重要ポイントですね。では明日もいい波乗って行きましょう!

