【8/24相場まとめ】8月最終週、日経は反落スタートもTOPIX・グロース堅調。週末の米国株振り返り。

コラム

向川|認定テクニカルアナリストMFTA®

8月最終週ですね。もう夏のピークは過ぎたと思いますが、早いもので今年も残り4ヶ月です。

今週最大のトピックはエヌビディアの決算、そして週末から始まるジャクソンホール会議ですね。今日の日経も重かったですが、もう少し方向感ない展開が続きそうです。

ただ、TOPIX・グロースはプラス圏に浮上しており、相場全体の流れは変わらずですね。

では、今日の相場を振り返りましょう。

【米国株】週末の米国株をザクっと振り返り

先週は調整の1週間になりましたが、それでも週末のマーケットは反発しました。

ダウ平均は517ドル高、S&Pやナスダックも反発しています。長期利回りの上昇によるネガティブな展開でも金融大手やヘルスケア、エネルギー株が買われました。他にもビットコインを中心にクリプトが上昇。関連株も買われています。

ダウは17ドル高の53,227ドルまで上昇、S&P500は33ポイント高の7,674、ナスダックは113ポイント高の26,180まで上昇しています。

個別株を見ると、ゴールドマン・サックス(GS)やモルガン・スタンレー(MS)など金融株が買われて、ダウ平均を押し上げました。他にもキャタピラー(CAT)やオラクル(ORCL)も上昇。

テスラ(TSLA)が+5%超急伸したほか、マイクロソフト(MSFT)、アルファベット(GOOG/GOOGL)、メタ(META)がプラス圏で取引を終えました。

また、AI半導体向け金融プラットフォームで600億ドル超の協議が報じられたブロードコム(AVGO)、朝方の売りからプラスへ切り返したAMD(AMD)やサンディスク(SNDK)なども堅調です。

ビットコイン高を追い風にコインベース(COIN)、マイクロストラテジー(MSTR)、ロビンフッド(HOOD)のクリプト関連も伸びました。

一方で、来週の決算を控えたエヌビディア(NVDA)やアップル(AAPL)、アマゾン(AMZN)が1%未満の小幅なマイナス圏に。エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)も原油が落ち着いたことで軟調でした。

【日本株】日経平均は488円安と続落も、TOPIX・グロースはプラス圏を維持

では、今日の日本マーケットも振り返りましょう。

エヌビディア(NVDA)の決算発表(26日)やジャクソンホール会議を見極めたいとの思惑から、積極的な買いはあまり見られませんでした。

大型ハイテク株の売りに押されて、日経平均が重かった一方で、TOPIXやグロース250指数がプラス圏を維持。セクター間での資金シフトがはっきりとした相場になりました。

相場の押し下げ役となったのは一部の主力ハイテク株です。アドバンテスト(6857)が1銘柄で約337円、ソフトバンクG(9984)が約226円日経平均を押し下げ。

キオクシアHD(285A)やファーストリテイリング(9983)、フジクラ(5803)なども軟調に推移しました。

その一方で、製造・資本財セクターには底堅い買いが入りました。東京エレクトロン(8035)やリクルートHD(6098)も堅調。日立建機(6305)やコマツ(6301)といった機械・建機株も買われています。

日経は小幅安で始まり、前場はレンジで大きく動かずでしたが、後場に入ってからは下げ幅を拡大しました。長期金利が上昇する中で半導体が売られ、最終的には488円安の65,528円で大引けに。

TOPIXは6ポイント高の4,073と続伸、グロース250が2ポイント高の771と反発して引けています。

チャートを確認すると、日経平均は前場のレンジから後場にかけてじり安となり、安値圏(65,528円)で引けています。なんとか65,000円台はキープですね。

TOPIX・グロース250は後場もプラス圏をキープしており、プライム市場の値上がり銘柄数も54%(値下がり42%)と買い優勢。特定値がさ株の調整による影響が大きく、TOPIXの小幅続伸から市場全体の崩れには至っていません。

中東情勢はまだはっきりせず、原油相場も下がらず。むしろジリジリと上昇しており、これもマーケットを重くしています。なお、エヌビディア決算は木曜朝です。世界が注目するイベント、しっかりと見届けましょう。

では、明日もいい波乗っていきましょう!