【10/30】日本株は大幅反落!マイナス圏で推移、空売り残も増加!

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

いよいよ10月最終週となりました。

今週は月末ということもあり、
重要イベントも控えています。

今日の日本株は大きく下落しましたが、
少し流れが変わりそうな気配もあります。

まず米国株から振り返りましょう。

先週末の米国株は
ダウが大きく下落しました。

これはJPモルガンなどの
金融株の決算がネガティブで、
それが影響されてとのことです。

しかし、インテルやAmazonなどの
決算がよかったこともあり、
ナスダックとS&Pは上昇しました。

今の問題は金利高と
中東危機であることは
お伝えしている通りですが、

イスラエルがガザへの
地上戦を拡大するとの報道で
相場は失速しました。

少しまちまちな地合いの中、
今週の日本株もスタート。

328円安と大きく下落して
始まりましたが、
後場にかけて少し買い戻しも。

今週の重要イベントを控えて
様子見ムード感もありました。

大引けの日経平均は
-0.95%の30,696円。

TOPIXは-1.04%の
-2,231円でした。

マザーズも弱く、
売買も極端に少ないです。
-0.17%の640円でした。

今日の日経平均の日足です。

そして日本の10年債も
ぐんぐんと上昇中です。

今ちょうどフタを
してる状態ですが

今回の金融会合では
この上限1%のラインを
さらに上げてくるのか。

植田さんのメッセージを待ちましょう。

また、今日出てきたデータですが
空売り残が急激に伸びています。

この地合いですから、
空売り、ショートで狙う人も増加。

現時点で「54.3」です。

この直近1年で見ても
50を超えることはなく、
つまりこれは市場の底打ちも
見えてきていると判断します。

今日の米国は反発しそうですが、
明日の日本株も同様に反発するか。

売買代金は5兆6674億円と
今日はかなり活況な日になりました。

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今日の注目決算※プライム市場のみ
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決算が続きます。

今日も主力企業が
続々と発表しました。

一部ですがこちらにも
抜粋しましたので確認ください。 

日本特殊陶業(5334):
今期最終20%上方修正、最高益予想上乗せ。

ストライク(6196):
今期経常35%増で9期連続最高益。

オリエンタルランド(4661):
今期経常20%上方修正、5期ぶり最高益。

三菱自動車(7211):
今期経常15%増益に上方修正、最高益更新へ。

JR東海(9022):
今期経常21%上方修正。

パナソニック(6752):
上期最終2.7倍増益で着地。

関西電力(9503):
今期経常34%上方修正、最高益予想上乗せ。

西部ガス(9536):上期経常2.5倍増益で着地。

TOTO(5332):
今期経常3%下方修正。

三井住友トラスト(8309):
今期最終55%減益に下方修正。

積水化学(4204):
上期経常4%減益で着地。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 電気ガス2位: 電気機器

【値下がり】
1位: 輸送用機器2位: 医薬品3位: 繊維

東証33業種中31業種が下落しました。

プライム市場の値上がりは銘柄12%、
値下がり銘柄は86%でした。

今日注目の個別株は、

日清製粉(2002):
業績予想の修正を発表して高騰。

大阪ガス(9532):
自社株買いの実施、大幅反発で年初来高値を更新。

M&A総研(9552):
大幅な増収増益となる見通しで高騰。

それぞれ10%前後の高騰でした。

今日は全体的に弱い相場になりました。

主力株を見てみても、
キーエンス、日立製作所、東京ガス、
信越化学、ネクソン、川崎汽船など上昇。

しかし、ロート製薬、第一三共、横浜ゴム、
オムロン、小松製作所、日野自動車など下落です。

【今週の注目イベント】
10/31:日銀会
11/1:米FOMC
11/3:雇用統計

決算が続き、
そしてイベントも続きます。

11月相場も近いですから、
引き続きエントリーは慎重にいきましょう。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:日清粉G(2002)+13.49%
2位:大阪ガス(9532)+10.02%
3位:M&A総研(9552)+9.43%
4位:栗本鉄(5602)+9.38%
5位:アイピーエス(4390)+8.07%

・値下がりランキング

1位:トプコン(7732)-23.38%
2位:日野自(7205)-18.67
3位:スクロール(8005)-17.52%
4位:オムロン(6645)-15.83%
5位:エンプラス(6961)-15.76%

・ストップ高(一時的なものを含む)

なし

・ストップ安(一時的なものを含む)

オムロン(6645):-15.83%
エンプラス(6961):-15.76%
日野自動車(7205):18.67%
トプコン(7732):-23.38%

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:ファストリ(9983)-45.96
2位:オムロン(6645)-33.30
3位:第一三共(4568)-14.59
4位:ホンダ(7267)-4.23
5位:エプソン(6724)-11.66