From:向川a.k.aチャートの向こう側
自宅のトレードルームより
11月相場が始まりました。
昨日から相場は「冬時間」になりまして、本来であれば米国株は22時半からスタートして翌朝の5時まで。しかし今日からは23時半からスタートして翌朝6時までになりました。
個人的には冬時間の方が好きで、なぜなら私は日本株なら15時、米国なら5時前に起きて、その日の相場をチェックするからです。
夜に寝て、5時前に起きてまた寝るよりも、1時間でもずれたほうがゆっくり寝れるからですね。笑
さて、そんな話はさておき、今日もコラムを書きます。
初心者だから・・は口にしない
なにも株に限った話ではありませんが、なんでも「自分はまだ初心者なんで・・」と自分を卑下する人いますよね。
もちろん気持ちはわかります。初心者のうちはわからないことも多いし、失敗することもあります。おそらくそれが恥ずかしいのでしょう。なので自分を卑下してセーブをかけるのです。
このマインドはどなたでも持っていると思いますが、「成長を阻害する」考え方なのであまりお勧めはしません。
よく飲食店では「研修中です」と名札に書いてることもあります。あれも私は必要ないと思っています。なぜなら現場に出たらお客さんは研修中でもベテランでも関係ないからですね。
だからと言ってクレームをつけるのもまた違います。全員がプロとして取り組んでいるけれどミスはあるもの。その時は改善し、次から同じミスをしなければいい話です。
トレードにおいては?
株のトレードの世界でも同じです。投資なんて究極の個人の世界です。
いわば勝手に自分で始めて、勝手に儲かったり、勝手に損して退場する。そんな世界です。
一人で大儲けしても誰にも何も言われないですし、大損しても静かに退場するだけ。全てが数字で判断でき、株を買うも売るも全てが自由です。
しかし、そこには「やってはいけないこと」も存在します。いえ、やってもいいけど、やったらほぼ間違いなく損して退場する、と言った方が正しいかもしれません。
例えばいつも解説している「信号機」や「逆信号機」です。これは移動平均線が短期→中期→長期と並んでいる時で、上から赤・黄・青の信号機を作っていたら上昇トレンド。これを信号機と呼んでます。
つまりこの時以外は「買ってはいけない」のです。こんなにシンプル簡単でわかりやすいルールはありません。
無知は罪
しかし、勉強してないとそんなルールもわからず、えいや!で適当に決めてエントリー。その結果、負けて退場です。せっかく始めたのにもったいない、、
お金がもったいないのではないです。この資本主義社会の中で、最も効率的に、そして青天井で稼ぐチャンスに気づいたのに、適当にやって諦めていくのがもったいないのです。
どんなことにもタイミングがあります。どれだけ容姿端麗でイケメンor美女であっても、タイミングを間違えたら相手から拒否されます。
例えば結婚式場から出てくる、「来月の結婚式の最終チェックに来ました」みたいな人にオファーしてもほぼ断られますが、東京駅でパートナーと待ち合わせしてたけどすっぽかされた人にオファーできたら、結構な確率で食事くらいはできるかもしれません。
要はタイミングです。何をやるか、どうやってやるかよりも、いつやるか?のタイミングの方が重要です。これは投資も同じ。そのためには知識に投資して、そのタイミングを見極めるスキルを身につけることです。
優れた手法でも使い方をミスると結果は出ない
どれだけ勝てる手法を知ったとしても、それを使いこなすことができなければ、それは宝の持ち腐れです。世界に1つだけの包丁があっても、それを使いこなせないと、感動する料理を作れないのと同じです。
そして、それを使いこなすためには、「自分はまだ初心者なので・・・」という”保険”を自分にかけないことです。現場に出たら誰だってプロです。
投資の世界でも、証券口座を開設して入金して準備が整ったら誰でもプロです。プロとしての自覚を持って、学び続け、そして1円でもプラスにしましょう。
その意気込みや心構えでいるので、結果がついてきます。