編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れ様でした。
今日の日本株も弱い流れで、
これで3日続落となりました。
この下落はお伝えしていた通り、
高値圏での過熱からくる調整売りです。
ここから一気に暴落ではなく、
一時的な調整ですので、
ここからの買いは控えましょう。
しかし、先週まで強い上昇で、
日経平均も3000円ほど上がりました。
その上がった分の利益確定で
売りに偏っていると思われます。
ただ、個別株を見ていくと
半導体を中心に強い流れも。
トレンドの転換点が見えているので
引き続き注視していきましょう。
まず昨日の米国株からですが、
3指数そろって上昇しました。
米国はこの時期から
ブラックフライデーや
サイバーマンデーが始まり、
小売業界が活性化します。
なんでもサイバーマンデーの
1日の売上高は過去最高で、
これが相場を押し上げました。
さらに、FRB理事の発言もあり、
利下げの可能性にも言及。
これがポジティブに捉えられ
株高の流れが加速しました。
日本市場も加熱していますが、
米国はもっと加熱しています。
それがさらに過熱する展開で、
かなり過熱感は増しています。
そんな流れで日経平均は
163円安でスタートしました。
弱い流れでスタートして、
売りが先行。
しかしその売りが一巡した後は
やや買いが入ってプラス圏に
浮上しましたが後場から失速。
日米ともに金利低下で
銀行や保険など金融株の
下落が目立つ展開でした。
さらに円高進行で
現在ドル円は147円前半。
一時は146円台まで円高になり、
輸出株が全体的に弱い流れになりました。
終わってみれば、
日経平均は－0.26％の
33,321円でした。
TOPIXは-0.51％の
2,364円でした。
グロース250は
＋1.39％の720円で
取引を終えています。
今日の日経平均です。
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世界の債券相場が急伸。
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さて、今日は債券についても
解説しようとおもいます。
現在、世界の債券相場は
2008年金融危機以来の
速いペースで上昇しています。
これは世界の中央銀行が
利上げをおおむね終了したとの
観測が強まったことで、
債券価格が上昇しているのです。
そもそも、
「債券＝金利」
はシーソーの関係にあります。
つまり、債券が上昇するときは
金利が下落している時で、
一方で債券の下落は
イコール金利の上昇となります。
なぜか？
たとえば、あなたが
金利2％の債券を100万円分買います。
そうすると年間2万円の
リターンがあります。
しかし、金利3％になったら？
100万円分買ったら年3万円です。
なので、金利2%の債券は魅力が減り、
価格が下落するということです。
ですので、金利と債券は
シーソーの関係にあります。
では、これから
金利はどうなるのか？
昨日出たFRBのメッセージでも
来年は早々と利下げも示唆されています。
ですので、ちょっと長い目で見れば
金利が下がって債券が上がるー
そう考える人が多いということです。
この約2年ほどで
金利が急激に上がりましたが、
それにつられて債券は下落してます。
投資の選択肢の１つとしても
ここからの債券はチェックする
価値があるのではないかと考えています。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 輸送用機器2位: 電気ガス3位:サービス
【値下がり】
1位: 鉄鋼 2位: 銀行 3位:海運
今日は東証33業種中29業種が下落。
プライム市場の値上がり銘柄は34％、
値下がり銘柄は63％でした。
内訳は、値上がり565、
値下がり1,052、変わらず43でした。
三菱商事や伊藤忠など商社株が弱く、
川崎汽船など海運株も売られました。
他にも三井住友やUFJや
保険なども売られ、自動車も弱いです。
しかしトヨタは上昇しています。
今日も半導体は強くレーザーテック高騰、
ディスコや東京エレクなども上昇です。
日経平均の寄与度が大きい銘柄では
京セラ、リクルート、ＴＤＫ、中外製薬など上昇。
ファストリ、ソフトバンク、
アドバンテスト、セブン&アイなど下落です。
また、今日は伊藤園が決算発表、
6期ぶり最高益となるようです。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：さくらネット(3778)+26.67%
2位：グローセル(9995)+17.00%
3位：オーケストラ(6533)+11.57%
4位：霞ヶ関Ｃ(3498)+9.14%
5位：チェンジHD(3962)+7.03%
・値下がりランキング
1位：そーせい(4565)-8.93%
2位：ＡＺ丸和ＨＤ(9090)-6.63%
3位：サンリオ(8136)-5.46%
4位：ジャステック(9717)-5.44%
5位：サムティ(3244)-5.26%
・ストップ高(一時的なものを含む)
さくらネット(3778)+26.67%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：レーザーテク(6920)+21.71
2位：京セラ(6971)+13.39
3位：リクルート(6098)+10.49
4位：トヨタ(7203)+7.91
5位：東エレク(8035)+6.49
