編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れ様でした。
日経平均は引き続き
高値圏で推移しています。
まず昨日の米国株ですが、
ダウは上昇したものの、
ナスダックとS&Pそれぞれ下落。
GDPが出てきましたが、
予想よりも上方修正され、
またリッチモンド連銀の
総裁がタカ派寄りのメッセージがあり、
いろんな情報が出てきましたが
良し悪し入り混じっております。
結果、ダウは上げ幅を縮小したものの
プラス圏で取引を終えています。
ハイテク株が過熱しており、
調整売りもあったことから
ナスダック、S&Pは下落でした。
日経平均もそんな中で始まり、
今日は61円安と続落してスタート。
出だしから売り先行の流れで、
上値が重い展開でした。
しかし、後場に入り
大きく買われプラス圏へ。
ダウ平均先物も上昇で、
これもプラス材料となりました。
今日に関しては半導体など
ハイテク株の上昇が目立ちました。
さらに海運株も強く、
相場をけん引しました。
気になるポイントとしては、
先日もお伝えさせて頂きましたが、
信用売り残が増加中です。
つまりこれから下がると、
逆張りを狙ってる人が多いです。
そして今日の上昇は、
そのショートカバーの踏み上げと
おもわれます。
高値圏でのこの動きは
わりとよくあることですので、
よく流れを見ておきましょう。
また、今日は海外投資家の
最新の売買動向が出ました。
その前週は計1兆円ほどの
買い越しがありました。
これが相場の上昇に
つながったのですが、
今回は売り越しですね。
現物先物あわせて
4000億以上の売りです。
なかなかバブル後の高値を
超えれない状況が続きますが、
この需給面の悪化も影響してると
おもわれます。
引き続き難しい相場が続きますが、
少しずつ過熱感も弱まる気配もあります。
ただこれが一時的な
踏み上げによる上昇で、
ストンと落ちることも
考えておくのがいいでしょう。
そして頼みの綱は米国株です。
しかし、こちらも
加熱感にあるのは事実。
できれば少し落ち着いて
押してくれるのが理想です。
そして明日にFRBパウエル議長の
発言が出てきます。
この内容にも注目したいと思います。
さて、今日の日経平均ですが、
+0.50%の3万3486円でした。
TOPIXは+0.44%の
2,374円でした。
グロース250は
-0.6%の716円でした。
今日の日経平均です。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:大真空(6962)+14.91%
2位:黒崎播磨(5352)+12.75%
3位:ランドコンビ(3924)+10.74%
4位:オーケストラ(6533)+10.46%
5位:TOWA(6315)+7.46%
・値下がりランキング
1位:ACCESS(4813)-11.61%
2位:伊藤園(2593)-7.89%
3位:アイスタイル(3660)-6.41%
4位:ネットプロ(7383)-5.81%
5位:さくらネット(3778)-5.74%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:アドテスト(6857)+51.68
2位:中外薬(4519)+14.99
3位:TDK(6762)+14.89
4位:ファストリ(9983)+9.99
5位:信超化(4063)+6.99