【4/15相場まとめ】日本市場は反落。米国株も急落。中東懸念が強まる中、決算シーズンも本格化。

相場まとめ

編集部の野々村です。

今日の相場も
お疲れさまでした。

一週間始まりましたが、
日本市場は下げてスタート。

中東危機が深刻化して、
イランとイスラエルのあいだで
緊張感が高まっています。

出典:NHK

では今日の相場まとめです。

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日本市場は反落。中東懸念が強まる。
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まず先週末の米国株ですが
3指数とも下落しました。

寄り付きから弱い流れで、
銀行の決算なども出ましたが
大手銀行がのみなみ下落。

そして、中東情勢の
緊迫から弱気相場に。

いま多くの投資家が見てるのは
「利下げ」のタイミングですが、

これがさらに後退する流れもあり、
週末、中東危機など重なったことで
米国株は弱い流れになりました。

終盤に下落幅を
さらに広げて取引終了。

ダウ、ナスダック、S&P、
それぞれ下落しています。

今日の日本市場も
売り優勢で取引スタート。

寄付き後から下落して、
一時は39,000円台も割れました。

さらに為替はさらに
円安が進行しています。

為替が円安に進んだことで
今日も輸出株が底堅く買われています。

自動車の一角、商社株など
上昇しました。

売買代金は3兆9857億円でした。

今日の日経平均です。

弱い流れでしたが、
陽線で終わっているのは
少しポジティブ。

39000円の攻防戦が続きます。

終わってみれば、
今日の日経平均は-0.74%の
39,232円でした。

TOPIXは-0.23%の
2,753円でした。

グロース250は
-0.96%の680円でした。

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中東情勢が激化、決算シーズンも。
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イランとイスラエルの
警戒感が高まっています。

様々な情報が飛び交っており、
今後の流れによっては世界的に
リスク回避の動きが強まる懸念もあります。

さらに米国は今週、
ASMLやTSMCなどの半導体企業、
ネットフリックスやバンクオブアメリカ、
アメックスなどの決算が続きます。

主要企業の業績によっては
指数にあたえる影響も大きいので、
中東情勢とあわせて要チェックです。

日本はJフロント、東宝などが
決算をひかえています。

また、今週の経済指標によっては
ドル買いが再度加速するかもしれません。

つまり円安が進むことになります。

ドル円のチャートを見ると
テクニカルの視点からみると
上にブレイクしています。

よって、さらにこの流れで
米金利が上がっていけば、
さらにドル高・円安が加速。

ドル円155円、160円と
進んでいくことも考えられます。

政府の為替介入も
より一層、警戒されるかもしれません。

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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 電気ガス2位: 海運3位:非鉄金属

【値下がり】
1位: 医薬品2位: 空運3位:情報通信

東証33業種中16業種が上昇。

プライム市場の値上がり銘柄は41%、
対して値下がり銘柄は55%でした。

内訳は、

値上がり690、値下がり911、変わらず52

でした。

日経平均の値上がり寄与トップは
日東電工、オリンパス、東京海上、リクルートなど。

値下がりトップはファストリ、
ソフトバンクG、アドバンテスト、東京エレクトロンなど。

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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ

・値上がりランキング

1位:IDOM(7599)+27.70%
2位:テラスカイ(3915)+21.90%
3位:インターアク(7725)+18.50
4位:ベイカレント(6532)+16.93%
5位:ベクトル(6058)+14.47%

・値下がりランキング

1位:パソナG(2168)-18.52%
2位:JINSHD(3048)-16.75%
3位:マネフォ(3994)-8.99%
4位:SHIFT(3697)-8.94%
5位:Sansan(4443)-8.08%

・ストップ高(一時的なものを含む)

IDOM(7599)+27.70%
テラスカイ(3915)+21.90%
ベイカレント(6532)+16.93%
Gunosy(6047)+14.37%

・ストップ安(一時的なものを含む)

なし

・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度

1位:日東電(6988)+3.92
2位:オリンパス(7733)+3.79
3位:東京海上(8766)+3.58
4位:リクルート(6098)+2.75
5位:ブリヂストン(5108)+2.71