編集部の野々村です。
今週から本格的に
日本株もスタートしました。
今日はさっそく高値更新となり、
なんとバブル後の高値を更新。
34年ぶりの高値水準まで
大きく上昇する相場となっています。
ではまず前日の
米国株から振り返りましょう。
前日の米国株は3指数とも上昇。
航空機メーカーのボーイングが
大きく下落したことで相場を押し下げました。
しかし寄り付き後はまちまちも、
ハイテク株を中心に強気相場へ。
ナスダックは終日堅調に推移するなど
全体的に強い相場となりました。
さらに後場に入ってからは
ボーイングの下げ幅も縮小し、
ダウも上昇する流れでした。
日本株も良い流れで始まり、
買い優勢で始まっていきました。
日本株もハイテク株、
半導体を中心に上昇となり、
一時は33,990円まで到達。
次の壁となる34,000円の
ラインが視界に入ってきます。
やや円高で上値重いものの、
終値ベースで高値更新。
1990年3月以来の高値まで
到達しました。
今日の日経平均のチャートです。
終わってみれば、
今日の日経平均は
+1.16%の33,763円でした。
TOPIXは+0.82%の
2,413円でした。
グロース250も
今日は+1.64%の
705円でした。
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今週の重要イベント
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今週もイベントが続きます。
11月木曜:消費者物価指数|コアCPI
12日金曜:生産者物価指数
こちらの2つは
必ず要チェックしましょう。
ここまで問題となっている
物価高、インフレがどこまで
進んでいるのか?
今のところ予想上振れです。
今のところ春先には
利下げの話が出ていますよね。
でも本格的に利下げを行うには、
やっぱりもっと経済が冷えないと
最終的なGOになりません。
その判断をするための数字が
今回のイベントで出てきます。
またこちらは向川先生の
SNSでも解説いたします。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: その他製品2位: 機械3位:精密機器
【値下がり】
1位: 海運2位: 鉱業3位:鉄鋼
東証33業種中25業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は79%、
値下がり銘柄は18%でした。
内訳は、
値上がり1,316、値下がり311、変わらず31
でした。
日経平均の値上がり寄与、
トップは東京エレクトロン、
アドバンテスト、ソフトバンク、
テルモ、ダイキンなど。
一方で値下がり寄与は
信越化学、京セラ、三菱商事、
そしてアステラス製薬などが続きます。
任天堂やカプコンなどゲーム株好調で、
ゴールドマンサックスがオムロンを引き上げて
今日、同社は大きく上昇しています。
さて、
為替の動きが気になるものの、
今のいい流れを続けてほしいところ。
やや騰落レシオが過熱しているので、
一時的な調整はあるかもしれません。
しかし、今回の高値を超えてきたこと、
そして年始のこのタイミングで
超えてきたことで勢いづきそうです。
明日も良い波乗っていきましょう!
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:フォーマF(2929)+14.67%
2位:利権NPR(6209)+13.06%
3位:YTL(1773)+12.31%
4位:セレス(3696)+1230%
5位:ソリトン(3040)+12.13%
・値下がりランキング
1位:稲畑産(8098)-5.99%
2位:ファインデ(3649)-4.20%
3位:テラスカイ(3915)-3.94%
4位:北陸電(9505)-3.87%
5位:川崎汽(9107)-3.72%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:東エレク(8035)+78.92
2位:アドテスト(6857)+75.13
3位:SBG(9984)+32.37
4位:テルモ(4543)+20.65
5位:ダイキン(6367)+16.98