編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れ様でした。
今日は日銀の会合がありました。
株価や為替にも
大きな影響があるイベントです。
こちらも振り返っていきましょう。
ではまずは米国株からです。
前日の米国株は3指数とも上昇しました。
寄り付きから上昇気配で、
ハイテク株が中心に買われました。
ダウは連日の上昇で、
過去最高値を更新中です。
S&Pも同様に強い流れで、
こちらも過去最高を更新中。
引き続き米国株にも
強い流れが続いています。
日本株も強い流れで始まり、
今日も買い先行でスタート。
為替が円安にふれており、
輸出株を中心に買いが先行。
今日こちらの記事もありましたが、
トヨタの業績も絶好調です。
ただ、お伝えしていた通り
今日は日銀の会合がありました。
アベノミクスから続けている
金融緩和をどうするのか?
やめる、続ける、
その選択が迫られている中、
「金融緩和を継続」
となりました。
イベント通過後、
大型株中心に利益確定の売りが増加。
さらに今日の15時半から
植田総裁の会見もあったので、
相場の流れが変わりました。
結果、前日比マイナス圏まで
下落して今日の取引終了。
今日の日経平均は
-0.08%の36,517円でした。
TOPIXは-0.11%の
2,542円でした。
グロース250は
-0.28%の707円でした。
今日の日経平均のチャートです。
売買代金は4兆9562億円でした。
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植田総裁、なんて言ってた?
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今回、真新しいメッセージは
ありませんでした。
ただこれまでと比べて
ニュアンスがちょっと違う、
くらいでしたね。
物価目標の達成にむけて
少しずつ確度が高まってる。
目標とする物価の安定が
実現できる見通しができたら、
金融緩和継続の是非を検討する。
もし解除されたら
連続的な利上げもあるか?
→当然そうゆうことになる。
などが気になった発言でした。
今回の内容を見てみると、
・ひとまずは現状維持
・つまり金融緩和をまだ継続する
ということですので、
基本的には円安路線ですね。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 精密機器2位: 医薬品3位:食料品
【値下がり】
1位: 電気ガス2位: 陸運3位:繊維
今日は東証33業種中8業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は33%、
値下がり銘柄は63%でした。
内訳は、
値上がり558、値下がり1,046、変わらず55
でした。
日経平均の値上がり寄与度ランキング、
トップはファストリ、ファナック、
テルモ、エムスリー、京セラなど。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
アドバンテスト、KDDI、リクルートなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:さくらネット(3778)+12.55%
2位:ラクスル(4384)+8.38%
3位:ギフティ(4449)+8.19%
4位:野村マイクロ(6254)+6.50%
5位:シンクロ(3963)+6.31%
・値下がりランキング
1位:エンプラス(6961)-6.82%
2位:オプティム(3694)-5.08%
3位:セック(3741)-4.82%
4位:T&K(4636)-4.74%
5位:Jディスプレイ(6740)-4.35%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:ファストリ(9983)+9.99%
2位:ファナック(6954)+9.16%
3位:テルモ(4543)+8.66%
4位:エムスリー(2413)+7.99%
5位:京セラ(6971)+7.73%