編集部の野々村です。
2月最終週が始まりました。
先週は日経平均が
最高値を更新するなど
活況の相場が続いています。
米国株も最高値を更新し、
他にもドイツやイギリスなども
株高の流れが続いています。
中国以外は全世界的に
株高の流れがある中で、
これから2月が終わって
3月相場が始まります。
今年に入ってから
ずっと株高の流れがありますが、
どこかで調整は入りますから、
引き続き用心しましょう。
では今日のまとめです。
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日本株&米国株のまとめ
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まず先週末の米国株からですが、
まちまちの展開となりました。
エヌビディア決算がおわって
ちょっと小休止、というところ。
ハイテク株は強く上がっており、
その利益確定売りもありました。
出てくる経済指標を見ると
米国経済は絶好調です。
米経済の明るい未来もあって
ダウ平均は連日で高値を更新中。
それにつられてS&Pも
同じく高値を更新しています。
ナスダックだけが
まだ最高値を更新できていませんが、
これも時間の問題でしょう。
夜間のナイトセッションでも
日経先物は上昇しており、
日本株も今週のスタートは
上昇してはじまりました。
しかし、買い優勢で取引スタートも
買いが一巡するとやや上値重い展開に。
ここまでけん引してきた
半導体株がさえない展開です。
今日は東京エレクトロンや
レーザーテック、アドバンテストなど
主力の半導体が弱い流れでした。
一方で今日強かったのは
商社株や銀行株などです。
ウォーレンバフェットが
商社株を買い増ししてることもわかり、
バリュー株に資金が集まりました。
後ほどこちら振り返ります。
終わってみれば
今日の日経平均は
+0.35%の39,233円でした。
TOPIXは+0.49%の
2,673円でした。
グロース250は
+2.92%の763円でした。
こちら日経平均のチャートです。
(赤線が節目の4万円です)
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今日の気になるニュース
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今日はやはり
バフェットのニュースです。
投資の経験がない方でも
バフェットの名前は
聞いたことあるかもしれません。
投資の神様とも言われる
バフェットの行動1つ1つは※※カナに変わります※※
世界中の投資家に影響を与えます。
振り返れば2023年春、
日経平均が大きく上昇したのも、
バフェット砲がきっかけでした。
今回、バフェットは
5大商社株を買い増ししました。
2020年8月に5%超取得、
2022年秋に6%台まで引き上げ、
そして今、です。
さらに長期保有が目的で
出資比率を9.9%まで増やす
可能性があると言及しており、
まだもう少し買うかもしれません。
商社は鉱業、エネルギー、食品、
ヘルスケアなど様々な商品の輸出入を行い、
特に円安もあいまって強く上昇。
こちらは2014年からの
5大商社の株価の推移です。
伊藤忠、三菱商事、三井物産、
この3つが強く上がっています。
丸紅、住友商事は
やや見劣りするものの
上昇を見せています。
今後も商社株にも注目ですね。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 医薬品2位: 精密機器3位:銀行
【値下がり】
1位: 海運2位: 鉱業3位:パルプ紙
東証33業種中19業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は50%、
値下がり銘柄は45%でした。
内訳は、
値上がり839、値下がり757、変わらず62
でした。
日経平均の寄与度ランキング、
上昇トップはファストリ、中外製薬、
第一三共、ファナックなど。
値下がり寄与トップは東京エレクトロン、
KDDI、レーザーテック、スクリーンHDなど。
半導体の主力が押し下げました。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位:三井E&S(7003)+20.78%
2位:ウエルシア(3141)+17.38%
3位:ACCESS(4813)+15.99%
4位:ブレインP(3655)+15.74%
5位:さくらネット(3778)+15.33%
・値下がりランキング
1位:イトーキ(7972)-9.35%
2位:大阪ソーダ(4046)-6.07%
3位:Jマテリアル(6055)-5.41%
4位:カドカワ(9468)-4.68%
5位:デクセリ(4980)-4.29%
・ストップ高(一時的なものを含む)
三井E&S(7003)+20.78%
ACCESS(4813)+15.99%
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位:中外薬(4519)+27.67
2位:ファストリ(9983)+18.98
3位:第一三共(4568)+18.48
4位:ファナック(6954)+14.15
5位:信越化(4063)+13.65