
テクニカルアナリストの向川a.k.aチャートの向こう側です。
今週の相場が始まりました。今日の日経平均は大幅に続伸、いよいよ49,000円を超えてきました。自民党と維新の連立合意という報道もあり、ポジティブに相場が動いていますね。
この週末、山口県は萩にある吉田松陰の松蔭神社に行っていました。幕末の日本の志士たちに大きな影響を与えた人物であり、主宰していた松下村塾からは初代首相の伊藤博文や、高杉晋作、久坂玄瑞など、明治維新で活躍した人物が多数います。
当時の政治状況の中で、幕府や藩との衝突を受けながらも教育を通じて新時代の種を蒔いた人物として、現代にも語り継がれる人物ですね。

このタイミングで高市総理が誕生し、マーケットがぶち上げていけば、言うことなしですね🌊
さて、では今日の相場を振り返りましょう。
【米国株】先週末の相場をザクっと振り返り
先週の相場は重かったですね。理由は2つで、米中の関税バチバチと、地銀のネガティブ報道です。
しかしトランプが米中貿易交渉はうまく進んでると自身のSNSで発言。月末に予定されている習近平との会談も行われる見通しで、2つの不安が緩和されました。
前日に売られていた地銀株も買い直さるなど、一転して反発する相場に。
終わってみればダウ平均は238ドル高の46,190ドル、S&P500は34ポイント高の6,664、ナスダックは117ポイント高の22,679で大引けとなりました。
政府機関が閉鎖しており、先週も経済指標は出てこなかったですね。業種ごとで見ると、11業種のうち9業種が上昇。生活必需品が最も上昇し、金融も反発しました。

注目のアメックスの決算は良好で、プラチナカードの需要も強く、7%ほど上昇しました。オラクルが見通しが楽観的すぎとの思惑から下落。アップルはF1の中継をアップルTVで独占配信すると発表、これで小幅に上げました。
最後は重くなりましたが、週末のマーケットは良好で終わりました。では今日の日本株を見ていきましょう。
【日本株】日経平均が49,000円台へ!
今日の日経平均は750円高と大幅反発してスタート。
自民党と日本維新の会の連立が進んだことを好感し、高市新政権の期待から買い先行となりました。
日経平均は序盤から加速して、全面高へ。前場はそのままの勢いで堅調な相場になり、後場に入ってからも勢いは変わらず。特にハイテク株など情報通信や電気機器のセクターが強かったですね。
そして後場にはいってから初めての49,000円へ。最終的に1,603円高の49,185円で大引けとなりました。

TOPIXも高値に接近、グロース250も上昇しています。売買代金は5兆2873億円。全業種が上昇し、情報通信や銀行、電気機器などが上昇。プライム市場の値上がり銘柄は90%、値下がり銘柄は8%。
値上がり寄与トップはソフトバンクG。売買高トップも同じく。レーザーテックやキオクシアなども上昇、他には高市銘柄として期待される助川電気やFFRIセキュリティなども高騰。重工など防衛株も強かったですね!
こんな相場でも弱かったのはJX金属や住友金属鉱山など。スシローやゼンショーなど食品も重め。
メガバンクが円とドルに連動するステーブルコインを発行するとの報道からアステリアも高騰。
さて、そんな日本市場でしたが、まさに「高市トレード」といえる相場ですね。石破さんとは大きな違いです。マーケットの雰囲気がガラッと変わりました。明日にも期待ですね!
そんな高市相場の攻略をまとめたセミナーを緊急収録する予定です。ほぼ資料はできているのですが、正式に誕生して、経済政策や”サナエノミクス”が分かってきたら、仕上げようと思っています。ご期待ください🌊
では、明日もいい波乗っていきましょう!