編集部の野々村です。
今日の相場も
お疲れさまでした。
昨日の米国株は下落、
日本株もまちまちの展開でした。
月末、年度末、四半期末、
というサイクルの終わりですから、
ちょっと上値が重い展開です。
また、日本市場は
明日が権利付最終日となります。
こちらは後ほど解説いたします。
では、今日の相場まとめです。
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日経平均は小幅下落。方向感ない展開に。
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ではまず米国株からですが、
昨日は3指数とも下落しました。
もっとも下げたのはダウ平均です。
今週末に出る経済指標があり、
これはインフレに関するものですが、
やや警戒もされていると思います。
さらに米国市場は今週金曜が休みです。
エヌビディアとマイクロンが上昇も、
昨日はナスダックも下落しました。
また昨日はこんなニュースもありました。
アップル、グーグル、メタに
監視の手が伸びています。
米国は良くも悪くも
新陳代謝が激しい国です。
たとえ超有名企業でも
こうして定期的に調査が入ります。
かつてはマイクロソフトも
同様に独占禁止法で叩かれて、
長いあいだ株価は低迷しました。
かつてGAFAといえば
米国を代表するスター企業でしたが
ちょっと雲行きも変わりつつあります。
終盤にかけダウは下げ幅を拡大。
終始、弱い流れで取引を終えました。
日本市場も弱い立ち上がりで
相場がオープン。
出だしから方向感なく、
前日終値のあたりをウロウロ。
期末によくある動きで
積極的な取引は控えられました。
全体としては値上がり銘柄数の方が
多いもののもみ合いです。
円安進行に対するけん制報道もあり、
日経平均の上値も重かったです。
ドル円のチャートも見ましょう。
こちらは直近1ヶ月の
ドル円の動きです。
日本の財務大臣も、
「「行き過ぎた動きに対してはあらゆる手段を
排除せず適切に対応をとっていきたい」と
というメッセージを残しており、
これも株価が重かった要因になりました。
売買代金は4兆3525億円でした。
終わってみれば
日経平均は-0.04％の
40,398円でした。
TOPIXは＋0.11％の
2,780円でした。
グロース250は
-0.83％の744円でした。
こちらが日経平均のチャートです。
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権利確定日・権利落ち日について
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今日はこちらについても
まとめたいと思います。
株は配当金がもらえますが、
もらうにはその権利が必要です。
明日27日水曜が権利付最終日で、
優待や配当の権利が確定する日です。
28日木曜が権利落ち日となり、
株を所有しておく必要のある日です。
そして29日金曜が
権利確定日となります。
3/27(水)権利付最終日
(優待や配当の権利が確定する日)
3/28(木)権利落ち日
(株を所有しておく必要のある日)
3/29(金)権利確定日
(売っても株主優待や配当の権利は得られる日)
このようなタイミングでは
権利をもらうための売買もあり、
その後は売られて下落する、
ということもよくあります。
月末で年度末ですから、
こうした動きも念頭にいれて
トレードしていきましょう。
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今日の業種別ランキング
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【値上がり】
1位: 保険2位: 機械3位:医薬品
【値下がり】
1位: 陸運2位:石油石炭3位:パルプ紙
東証33業種中19業種が上昇。
プライム市場の値上がり銘柄は52％、
値下がり銘柄は44％でした。
内訳は、
値上がり868、値下がり735、変わらず53
でした。
日経平均の値上がり寄与トップは
東京エレク、信越化学、
スクリーンHD、中外製薬など。
値下がりトップはファストリ、
ソフトバンクＧ，ファナック、
ダイキン、NTTデータなど。
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本日の値上がり&値下がりランキング
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※プライム市場のみ
・値上がりランキング
1位：フリービット(3843)+10.38%
2位：三井Ｅ＆Ｓ(7003)+10.18%
3位：ＩＨＩ(7013)+8.31%
4位：あみやき(2753)+8.30%
5位：岡谷鋼機(7485)+7.67%
・値下がりランキング
1位：ＣＩＪ(4826)-8.98%
2位：東急(9005)-8.61%
3位：建設技研(9621)-7.93%
4位：セグエG(3968)-7.39%
5位：プロレド(7034)-6.42%
・ストップ高(一時的なものを含む)
なし
・ストップ安(一時的なものを含む)
なし
・日経平均の寄与度ランキング※数値は寄与度
1位：東エレク(8035)+20.98
2位：信越化(4063)+16.32
3位：スクリン(7735)+10.26
4位：中外薬(4519)+8.89
5位：KDDI(9433)+6.59
